東海汽船の時刻表や料金表と航路・ツアー予約や割引料金について

東海汽船の予約

東海汽船は、「東海汽船WEB予約システム」を利用して、乗船3日前まではオンライン予約ができます。会員ログインをしてある場合はクレジットカード決済となり、ホームページから予約確認書をプリントアウトし、乗船当日に乗船口で提示する仕組みです。
東海汽船の予約は、「お客様センター」へ電話でも受け付けています。電話は当日分までOKでインターネットよりは余裕がありますが、回線が集中しつながりにくいことがままあります。
東海汽船は、主要な旅行会社でも予約ができ、学生割引や早期購入割引などもあってお得感があります。両行会社で購入した場合、前売り乗船券を受領し、乗船当日に乗船口で乗船券本券と引き換えて乗船できます。



東海汽船の電話予約

東海汽船の予約は、電話予約が昔ながらの申し込み方法です。
ただ最近は、つながりやすさのメリットからか、インターネットへ軸足が移りつつある感があります。
東海汽船は、「お客様センター」でも電話予約を受け付けています。電話番号は03-5472-9999番で、受付時間は年中無休の9:30〜20時となっていて、つながりにくい時間帯もあるようです。

予約電話番号:03-5472-9999

東海汽船の電話は、予約状況を問い合わせるという使い方もあります。ホームページも随時更新されてはいるのですが、リアルタイムでの情報にアクセスするには、直接現場に問い合わせるのが一番の方法なのです。また、後述しますが、予約にあたって株主優待で割引料金を適用させるにも、その旨も伝える必要があります。

伊豆大島

東海汽船の予約状況

東海汽船の予約状況は、ホームページで簡単にチェックできます。空席があれば即予約ができるわけで、夏休みなどの繁忙期はキャンセル待ちになるケースが多々あります。
東海汽船の予約状況は、「お客様センター」へ電話して問い合わせる方法もあります。予約や問い合わせが集中してつながりにくい場合は、少し時間をおいてかけ直すなどの対策が必要でしょう。電話番号は03-5472-9999番、受付時間は9:30〜20時で、年中無休で応対しています。
東海汽船は、当日分の大型客船については別枠で、竹芝支店に電話して予約状況を問い合わせることができます。

電話番号:03-3433-1251

電話番号は03-3433-1251番で、台風の接近などで遅れや欠航があるのか最新情報を確認することができます。

東海汽船の予約の割引

東海汽船の船旅を予約する際、割引プランの豊富さにおどろきます。学割は20%オフ、障がい者割は介護者も含めて50%オフ、65歳以上はシルバー割引で10%オフになります。大人も、15名以上は団体料金となり1人あたり30%オフはお得感大です。
目下のところ、東海汽船の運賃は、電話で「早期購入割引」が最安値となっています。通常期は20%オフ、繁忙期でも15%オフです。予約の際、電話で早期購入の旨を伝える必要があります。
東海汽船は、インターネット割引も利用価値大のサービスです。インターネットでも、通常期20%オフ、繁忙期15%オフ。電話と比較すればつながりやすいうえ、運賃面でもダブルのメリットがあります。

東海汽船の株主優待とその使い方

東海汽船では、100株以上の株主に、株主優待券の冊子を年2回送付しています。金券ショップで、バラ券を購入して入手する人もいるかもしれません。使い方は、乗船当日までに券面に、乗車区間・日付・予約番号などの必要事項を所定欄に記入するというものです。
東海汽船の株主優待券の使い方はとくに難しい点はありませんが、有効期間が半年となっているので、使う前には要確認です。また、割引率は35%オフ、繁忙期は25%オフなので、使う時期にも注意する必要があります。
東海汽船の株主優待券の使い方は、電話予約の際は株主優待を使う旨を伝えればOKです。インターネットで予約する際は、予約画面で割引を使う旨、チェックを入れる必要があります。

東海汽船の予約のキャンセル

東海汽船は予約後、予約番号が発行された時点から、規約によってはキャンセル料が発生することがあります。キャンセル料は出発29日前から適用され、500円からの体系となっています。
東海汽船は、早期購入割引は割安感がメリットにあげられますが、キャンセルすると30%か500円の高い金額がペナルティとして課されます。そして、出航後になるとノーショウ(no show)扱いとされ、100%の料金が戻ってこないことになります。
逆に、東海汽船は夏休み期間など繁忙期には例年、キャンセル待ちをする人が激増します。電話して空きがあればすぐ予約ができますが、希望する日程で確実に席を確保したい人は、繁忙期はとくに、早期予約が絶対におすすめです。

東海汽船の時刻表

東海汽船は、主に東京都の本土と離島を結ぶ連絡線を運営している船会社です。通勤列車などと違い便数が限定的なので、時刻表で行き先や時間をしっかり確認して、乗り遅れ・間違いのないようにしたいものです。
東海汽船の時刻表は、ホームページなどでチェックできます。大島・利島・新島などとあって、伊豆七島など同じ東京都内の移動なのに船中泊があったりして、船の中からすでに旅情に浸れます。
東海汽船の時刻表は、東京発着・熱海発着などとあります。出発地は要確認ですが、単純往復だけでなく、たとえば東京-伊豆の離島-熱海のルートも可能なわけで、時刻表とにらめっこして研究する価値はありそうです。
あたりまえですが、時刻表は季節や船種、航路によって異なります。ダウンロードもできるpdfタイプの時刻表が便利です。
2018年1月1日~2018年6月30日時刻表(PDF版)はこちら
2018年3月~2018年9月客船配船予定表(PDF版)はこちら



東海汽船の料金表


大島、館山、久里浜、稲取、熱海、伊豆、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、などへのジェット船、客船の料金表は以下です。
平成30年3月 主な伊豆諸島航路料金表

■ 大島航路

等級発着港 2 等 特2等 1 等 特1等 特 等 ジェット船
東 京~大 島 4,450
(530)
6,670
(790)
8,900
(1,060)
10,680
(1,270)
12,460
(1,480)
7,210
(860)
横 浜~大 島 4,320
(510)
6,490
(770)
8,650
(1,030)
10,370
(1,230)
12,110
(1,440)
久里浜~大 島 4,810
(570)
館 山~大 島 4,370
(520)

■ 東京・横浜~利島・新島・式根島・神津島航路(客船)

等級発着港 2 等 特2等 1 等 特1等 特 等
東 京~横 浜 1,450
(170)
2,180
(260)
2,910
(350)
3,480
(410)
4,060
(480)
東 京~利 島 4,950
(590)
7,420
(880)
9,900
(1,180)
11,870
(1,410)
13,860
(1,650)
東 京~新 島 5,980
(710)
8,980
(1,070)
11,960
(1,420)
14,360
(1,710)
16,750
(1,990)
東 京~式根島 5,980
(710)
8,980
(1,070)
11,960
(1,420)
14,360
(1,710)
16,750
(1,990)
東 京~神津島 6,340
(750)
9,520
(1,130)
12,690
(1,510)
15,230
(1,810)
17,760
(2,110)
横 浜~利 島 4,430
(530)
6,640
(790)
8,850
(1,050)
10,620
(1,260)
12,390
(1,470)
横 浜~新 島 5,080
(600)
7,630
(910)
10,170
(1,210)
12,200
(1,450)
14,230
(1,690)
横 浜~式根島 5,080
(600)
7,630
(910)
10,170
(1,210)
12,200
(1,450)
14,230
(1,690)
横 浜~神津島 5,570
(660)
8,360
(990)
11,150
(1,330)
13,370
(1,590)
15,610
(1,860)

■ 東京~三宅島・御蔵島・八丈島航路(客船)

等級発着港 2 等 特2等 1 等 特1等 特 等
東 京~三宅島 6,690
(800)
10,030
(1,190)
13,370
(1,590)
16,050
(1,910)
18,720
(2,230)
東 京~御蔵島 7,500
(890)
11,260
(1,340)
15,000
(1,780)
18,000
(2,140)
21,010
(2,500)
東 京~八丈島 8,380
(1,000)
12,560
(1,490)
16,750
(1,990)
20,100
(2,390)
23,450
(2,790)
三宅島~御蔵島 1,760
(210)
2,640
(310)
3,520
(420)
4,220
(500)
4,930
(590)
三宅島~八丈島 2,170
(260)
3,260
(390)
4,340
(520)
5,200
(620)
6,070
(720)
御蔵島~八丈島 2,080
(250)
3,120
(370)
4,150
(490)
4,980
(590)
5,810
(690)

▼東海汽船さるびあ丸と橘丸、竹芝桟橋と乗船場▼

東海汽船の航路

東海汽船の航路は、東京・竹芝と伊豆諸島を結ぶラインがメインで、八丈島まで伸びています。また、横浜・大さん橋、久里浜、館山への立ち寄りも、竹芝発と比較すれば便数は少ないながらも存続されています。

八丈島

東海汽船の航路は、静岡県の熱海・伊東・稲取と伊豆諸島へも船便で結んでいます。航路によって、大型客船とジェット船を使い分けていて、ジェット船は揺れの少なさと快速列車並みのスピード感を身上としています。
東海汽船の神新汽船は近距離用で、下田と伊豆諸島の大島などと連絡しています。神新汽船の船はカーフェリーを使っていて、生活航路の一面もあります。また期間限定で、季節航路がジェット船で運行されることがあります。

三宅島

東海汽船の大島航路などのジェット船


東海汽船は、大島・利島・新島・式根島・神津島へのアクセスに、ジェット船を運航しています。一般的な客船と比較して高スピード、揺れが少ないなどがメリットにあげられます。

※新島→東京ジェット船

東海汽船のジェット船は、航空機並みの自動姿勢制御装置を搭載していて、安定した運航は船酔いしやすい人にも安心です。また、海面から浮き上がる形で運行する「水中翼走」は時速80km出せるので、東京・竹芝-大島間を最短1時間45分でアクセスできるのです。
東海汽船のジェット船は、セブンアイランドとして大島をはじめとする伊豆諸島を結んできます。ジェット船は、柳原良平のカラーリングが施され、愛・虹・友・大漁の4種は走る芸術作品であるかのようです。



東海汽船のツアー

ツアーは日帰りも含め、いろいろな種類が催されています。日帰りで人気なのは、東京湾の納涼船や、ランチタイムクルーズ・トワイライトクルーズです。
他にもいろいろなツアー企画されています。
※ツアーパンフレットはこちら=リンク

伊豆大島の裏砂漠

手軽で人気なのが「高速ジェット船で行く日帰り伊豆大島ツアー」です。
「早咲き椿ツアー」「バームクーヘンに見える地層スター」などが東海汽船では企画されていますが、時々、ネットなどで話題になるのが「裏砂漠」です。
「裏砂漠」といっても正真正銘の日本唯一の「砂漠」で、それがなぜか東京都の伊豆大島にあるというのも不思議です。三原山の火山灰や火山礫がまじり、「黒い砂漠」という様相を見せています。


ここで、砂漠と砂丘の違いを記しておきます。

砂丘は、風によって運ばれた砂が堆積してできた丘状の地形のこと。
砂漠は、降雨量が極端に少なく、岩石や砂礫からなる広大な荒地のこと。
砂丘が「地形」を指すのに対し、砂漠は気候を含む「土地」を指す。
出典:chigai-allguide.com

で、日本には、そんなに「極端に降雨量が少ない」地域はないので砂漠はない、というのが通常の常識だったのですが、なんと、それが伊豆大島にあったのです。
通常のアクセスだと、大島でレンタカーで入り口まで行って、あとは徒歩ということになります。
東海汽船のツアーではメニューにない場合でもオリオンツアーなど他の旅行会社のツアーでコースに入っていることもあります。
「海と砂漠」が一望にできるというのも「奇観」といえるでしょう。

東海汽船の運行状況

伊豆諸島へのアクセスに、東海汽船の船便が大活躍しています。運行状況は天候などに左右されがちですが、テレビ・ラジオの気象情報も参考にして、ホームページで乗船前にしっかり確認しておくと大安心です。
東海汽船の運行状況はホームページ上で、就航・欠航・天候調査中で表示されます。運行状況で欠航と表示されていても、天候状況により…の表示があったら運行再開となる可能性があるわけで、いちまつの期待を抱かせてくれます。
東海汽船の運行状況は、大型客船の分は当日朝9時以降に発表されます。高速ジェット船の分は当日朝6時以降に発表されるので、乗船予定の人はとくにすぐにアクセスできるようにするとよいでしょう。

東海汽船の基礎情報

東海汽船株式会社は、日本の海運会社。東京と伊豆諸島などを結ぶ航路を運航。
本社所在地 〒105-6891 東京都港区海岸一丁目16番1号
設立 1889年(明治22年)11月15日
代表者 山﨑潤一(代表取締役社長)
資本金 11億円
業種 海運業 法人番号 3010401020097
事業内容 海運関連事業

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