【絶景】蔦沼(つたぬま)の水面に映る紅葉の見頃や周辺の散策マップとアクセス

「蔦沼」の読み方は?

蔦沼の読み方は「つたぬま」が正解で、蔦七沼という正式名称の代わりとして呼ばれることも多いです。場所は青森県の古湯・蔦(つた)温泉の近くで、奥入瀬渓谷や十和田湖にも近いのです。

ブナの原生林が茂る蔦沼

蔦沼は読み方こそ超難解ですが、蔦温泉に比較的近い場所にある、風光明媚な湖沼群ということで、人気急上昇中の観光スポットです。最寄りのバス停は「蔦温泉」なので、読み方を覚えておくと車でアクセスするときなどに便利です。
蔦沼は新緑や紅葉の名所としても有名で、読み方を知っているのは相当な観光通といえます。とくに紅葉シーズンの早朝は、奇跡の絶景を写真に収めようと多くの観光客や写真家でにぎわいます。



蔦沼の紅葉が絶景と呼ばれる理由

蔦沼(つたぬま)は、紅葉シーズンはとくに絶景が拝めると口コミで評判になっています。展望デッキ側から見て、対岸の山一面に朝日があたり、水面から何まで真っ赤に染まった絶景が最大の見どころで、カメラを手に例年多くの観光客が訪れます。
大評判の絶景は、紅葉シーズンの早朝の短い時間限定で現れます。日が昇っていくに連れ黄色や淡い赤に変化し、燃えるような真紅の光景は薄れてはいきますが、それはそれで風情のある光景には違いありません。
蔦沼は奇跡の自然美が評価され、JTBの「感動の瞬間(とき)100選」に選ばれています。「朝日に映え黄金に輝く蔦沼の紅葉」として、JTBお墨付きの絶景は口コミで高い評価を受けているのです。

蔦沼の紅葉の見頃

蔦沼(つたぬま)エリアの紅葉は、青森県の山間部に位置するということで、例年10月中旬〜下旬に見頃をむかえます。とくに10月20日あたりが見頃のピークとなり、シャッターチャンスを狙って例年多くの観光客が押し寄せます。
蔦沼の紅葉は、シーズン中の早朝がとくに見頃となっています。対岸の山が朝日を浴びて真っ赤に染まり、水面に映った真紅との相乗効果は奇跡でさえあり、圧巻の自然美に酔うこと必至です。日が昇るに連れ、だんだんと淡い赤や黄色に変化していきます。


ちなみに、蔦沼の紅葉が見頃をむかえる時期は、ちょうど青森県名産のりんご収穫の最盛期と重なります。紅葉狩りのついでに、りんご狩りに寄り道するのも一興です。



蔦沼や焼山周辺の散策マップ

蔦沼(つたぬま)エリアは遊歩道に沿って歩けば楽々散策できますが、散策マップがあれば鬼に金棒です。市販のガイドブックでは詳しいマップが手に入りにくいようですが、十和田湖国立公園協会のホームページから無料ダウンロードするなどして簡単に入手できます。

蔦沼・焼山散策マップ/十和田湖国立公園協会(クリックでリンクしてます)

蔦沼は、秋は落ち葉がつもるなどして道がわかりにくくなるかもしれませんが、遊歩道から外れさえしなければ大丈夫です。マップによると、蔦七沼のうち赤沼だけは離れた場所にあるので、散策を省略する人は多いようです。
蔦沼は、散策マップでトイレなどの場所を押さえておくことも大切です。トイレはビジターセンターで済ませ、車利用時には蔦温泉の駐車場が利用できます。

蔦沼エリアを散策できる遊歩道

蔦沼(つたぬま)エリアは、散策専用の遊歩道が整備されています。JTBの「感動の瞬間(とき)100選」でも評価された紅葉が超有名ですが、新緑のブナ原生林の森を散策するのも、極上の癒しタイムとなるでしょう。


蔦沼の周辺の森は「蔦野鳥の森」として整備され、エリア内の遊歩道をたどって散策できます。遊歩道の総延長は約2.8kmで、所要時間にして約1時間30分で1周できます。
蔦沼は正式には蔦七沼といい、うち赤沼だけは5kmほど離れた場所にあり、アクセスには少々不便です。散策は6沼ですませて、赤沼を省略する人が大半なのですが、赤沼は秘境感たっぷりで、ほとんど手つかずの自然を堪能できるということで根強い人気があります。



蔦沼へのアクセス

蔦沼(つたぬま)へのアクセスは、蔦温泉バス停から徒歩圏にあります。JRバス・青森-新青森-十和田湖線でアクセスでき、青森市内からの所要時間は約1時間です。
蔦沼は、八戸市内からもアクセスできますが、直通のバス路線はありません。八戸からのバスは「十和田温泉郷」停から先のバス停でいったん下車し、先述の青森市内から来るバスに乗り換えます。八戸市内からの所要時間は、約1時間15分です。
車でのアクセスは、東北自動車道の黒石ICから一般道を通るのがベストて、黒石ICからの所要時間は約1時間です。車利用の場合、山道で場所が少々わかりにくいかもしれませんが、まずは奥入瀬渓谷の焼山を目印にするとよいでしょう。

 

蔦沼に駐車場はない?

蔦沼(つたぬま)エリアは遊歩道に沿って散策できますが、車の乗り入れはできません。車でのアクセスには、近隣の駐車場を利用するほかはありません。
蔦沼の周辺で探すと、蔦温泉の駐車場があり、普通車100台分の広大な駐車スペースがあります。そこからビジターセンターまでは、片道の所要時間は徒歩で約15分です。
蔦沼にほど近い場所にある駐車場は、山間部にしては駐車スペースが広大なので、満車になることは非常にまれなケースだといいます。ただ、紅葉シーズンは多くの観光客が押し寄せ、とくに10月〜11月上旬の土日祝は駐車場が埋まりそうな状況になることが多々あるとのことで、一応注意しておいたほうがよいでしょう。

蔦沼への手軽なツアー

蔦沼(つたぬま)をツアーで訪れたならば、誰もがその絶景の虜になるようです。新緑や紅葉の美しさでは定評があり、シーズン中はツアー客が群れをなして訪れる観光スポットなのです。
蔦沼はよく、奥入瀬渓流や八甲田山といっしょに、ツアーコースに入ることが多いようです。料金の相場は、たとえば羽田発の2泊3日コースで、2万〜5万円超といったところです。
蔦沼の観光は、現地でガイド付きツアーに参加するのも一興で、地元に精通したガイドが案内してくれます。たとえば、「十和田湖奥入瀬郷づくり大学」では、徒歩でめぐるコースの所要時間1時間30分程度、料金は1グループにつき7000円からのラインナップで、予約を受け付けています。

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