迎賓館赤坂離宮の一般公開や見学ツアーとランチやアフタヌーンティについて



迎賓館赤坂離宮とは

当初、迎賓館赤坂離宮は1909年に東宮御所として建設されたネオバロック様式の建物で、大正期に離宮に転用された経緯があります。
戦後は国に移管され、国立国会図書館、東京オリンピック組織委員会の本部として使われた時代もあります。
迎賓館赤坂離宮は、1974年から迎賓館として再出発し、世界各国から国王・大統領・首相などの賓客を迎える、国の迎賓施設となり、2009年に国宝の指定を受けています。



以前は門に閉ざされていた赤坂離宮

迎賓館赤坂離宮は、2016年4月から接遇に支障がない期間限定で、一般に公開されています。前庭は無料、本館・主庭は有料で、和風別館はガイドツアーに参加することで見学することができます。

迎賓館へのアクセス

迎賓館赤坂離宮のアクセスにかんして、最寄り駅はJR四ッ谷駅となります。四ッ谷駅はJR中央線快速と総武線が停車し、赤坂口から徒歩7分くらいでアクセスできます。
迎賓館赤坂離宮は、地下鉄(東京メトロ)を使ってもアクセスできます。東京メトロ・丸の内線は1番出口、東京メトロ・南北線は2番出口が最短コースで、駅からの所要時間はともに約7分です。
迎賓館赤坂離宮には、一般の見学者が使える駐車場はないので、車でのアクセスは現実的ではありません。場所柄、周辺に路駐しようものなら、たちまち取り締まりの対象となるでしょう。アクセスにはJR線か地下鉄の公共交通機関を使う、あるいはバスツアー・タクシーツアーなどを使うのがおすすめです。

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赤坂離宮本館内部の動画

※動画:迎賓館赤坂離宮: 今年で創建108年 本館内を歩く

迎賓館赤坂離宮でランチた食べられる?

迎賓館赤坂離宮は、建物を含め敷地内にランチができる場所はありません。
周辺エリアでも、ランチを提供するお店は少なめですが、迎賓館の一般公開が始まってからは人気急上昇中です。
迎賓館赤坂離宮の周辺でランチといえば一軒家風のレストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」は超有名で、三國清三シェフの手になるフランス料理が食通をもうならせます。鉄板焼きの「石心亭」、中華料理の「大観苑」もおすすめ店です。
迎賓館赤坂離宮は一般公開が開始されて以来、見学ツアーが続々と実施されています。ランチ付きのバスツアーやタクシーツアーが多いのが特徴的で、高級ホテルでのランチバイキングなども、ゴージャス感を誘います。



赤坂離宮のアフタヌーンティを楽しむ

迎賓館赤坂離宮の一環公開の期間中は、前庭に期間限定で出展したキッチンカーで、アフタヌーンティを楽しむことができます。料金は1セット4200円(2人分)で間食の域を超え、贅を極めた内容となっています。
迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティは、1日にわずか20食限定で提供されます。しかも、アフタヌーンティは予約不可のうえに大人気なので、レア度満点のセットメニューとなっています。
迎賓館赤坂離宮のアフタヌーンティは、10〜17時まで営業していますが、ラストオーダーは16:30までです。ただし1日20食限定で、営業時間内であっても完売しだい営業終了となるので、いつも閉店中と思っている人は多いようです。



赤坂離宮の見学時間について

迎賓館赤坂離宮は、国賓を迎えるなどの特別な場合を除き、一般公開されています。見学時間は通年で10〜17時、ライトアップ期間中は夜間公開が実施されます。
迎賓館赤坂離宮は、見学時間内でも最終入場時刻が決まっているので要注意です。正門は16:30まで、西門は16時まで入場できる規則ですが、見学時間を考えて、見どころをしっかり押さえたうえで、ヴェルサイユ宮殿のようなゴージャスなたたずまいを十分堪能することが大切です。
迎賓館赤坂離宮は、前庭は無料で、本科・主庭は有料で見学できます。見学時間の目安は、2時間〜2時間半といったところです。和風別館だけはガイドツアー参加者限定で見学でき、見学時間も指定されます。

迎賓館赤坂離宮ガイドツアーの詳細=迎賓館赤坂離宮見学|ポケカル

迎賓館赤坂離宮のライトアップ期間

迎賓館赤坂離宮では、12月のクリスマス時期などで、ライトアップを実施しています。ネオバロック様式の壮麗な本館が、夜のしじまに浮かぶ絶景はまるで宝石のようで、胸に沁みる感動体験となるでしょう。
迎賓館赤坂離宮のライトアップは、期間中は日没後から始まります。ヴェルサイユ宮殿のような建物は昼間でも見ごたえ十分ですが、明治の建物は、本当にライトアップが決まってくれます。
迎賓館赤坂離宮では、ライトアップの期間限定で夜間見学が実施されます。すっかり東京の新風物詩と化した感があり人気急上昇中なので、見学希望者はホームページで事前するのが絶対におすすめです。

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