金閣寺のアクセス
金閣寺は、京都市北西部の北大路通り・西大路通りの接続部近くにあります。車でのアクセスは、250台収容の駐車場が利用できます。ただ、大人気の観光スポットなので、駐車スペースが見つけにくいケースは多々あります。
金閣寺へは、路線バスでアクセスするルートもあります。JR京都駅からは市バス101・205系統で、四条河原町からは市バス205系統で、いずれも「金閣寺道」停からスグの場所です。
金閣寺へのアクセスには、京都観光ループバス(K’LOOP)も利用価値大です。JR京都駅・八条口など市内各所からの停留所から乗車でき、市内を時計回りに30分ごとのダイヤで回る周遊バスなので、予定を立てやすいのもメリットです。
金閣寺の歴史
歴史的に京都・金閣寺は、室町幕府の第三代将軍・足利義満が1397年に建てた別荘を起源で、当初は北山殿と呼ばれていました。金色に輝く建物は、中尊寺・金色堂と同様、極楽浄土を表しているとされています。
金閣寺は義満の死後、遺言で臨済宗の寺院に転用されたという歴史があります。以後は、鹿苑寺とも呼ばれるようになり、室町期に栄えた北山文化を代表する歴史的建造物として、現在に至っています。
本来の金閣寺は、1950年の放火で全焼したという悲しい歴史があります。その後再建され、現在は世界文化遺産に認定されています。ちなみに、二層・三層の金箔は総重量が20kgに達するとされ、現在も観光客の目を釘付けにしています。