山形の観光ランキングやモデルコースと蔵王のお釜

山形観光

山形県の観光スポットに関する情報を紹介します。

旅行を計画する際、目的のスポットがシーズン中かどうか、年齢的に十分楽しめるかどうか等を検討して旅先を決定する方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回紹介する山形の観光スポットに関する情報では、各シーズンでの楽しみ方や巡り方等を中心に取扱います。
是非、この情報を参考に素敵な旅行を計画して、山形の旅行を楽しみましょう。



山形県の人気観光スポットは?

山形県内は庄内・最上・村山・置贈の4つのエリアに分けられ、各エリアでは世代を選ばず楽しめる観光スポットが存在します。例えば、村山地方にある天童市には天童ワイン株式会社というワイナリーがあります。天童市は将棋の駒でも有名ですが、ワインの素材であるぶどうが育ちやすい環境のため、近年ではワインも欠かせません。ここのワイナリーでは美味しく育ったぶどうを使ったワインを試飲・購入することができます。さらに、内部の見学会も実施されているため、ワイン好きの方には欠かせない観光スポットの一つです。

他にも、最上地方にある戸沢村には最上川が流れる最上峡があります。この最上峡では四季折々の自然が感じられ、家族や友達と楽しむことができます。秋には川の両岸にある木々の色鮮やかな紅葉、冬には木々に降り積もった雪により水墨画のような景色を眺められます。さらに、日本の滝百選に選ばれた、落差124mの白糸の滝や、最上川をゆったり堪能できる川舟下り等、見どころ満載のスポットです。

山寺・宝珠山立石寺から巡るモデルコース

山形を観光する際のモデルコースの一つに秋の紅葉と食・歴史を楽しめるコースがあります。まずは歴史と紅葉を楽しめる山寺・宝珠山立石寺から回っていきます。このスポットでは紅葉した草木の景観や、千年以上1度も絶えることなく火が灯り続けている不滅の法灯を見ることができます。次はトレッキングコースにもなる面白山高原です。美しい秋の紅葉を眺められるこのスポットでは黒滝や藤花の滝等、紅葉川渓谷を代表する滝を目の前で眺め、自然の美しさを感じることができます。最後は紅の蔵で山形の美味しい食事を堪能します。このスポットは旬菜旬食をテーマに山形の特産品の販売や、新鮮な野菜、イベントの開催を行っている施設です。

山形の自然と歴史、食事を堪能できるコースで1日中山形観光を満喫してみましょう。



山形の名所ランキング

いろいろなランキングがありますが、るるぶ、じゃらんなどの旅行サイトや口コミサイトのランキングなどを参考に、3箇所を選んでみました。

山形の名所ランキング第一位はパワースポットである胴腹の滝といっていいでしょう。日本百名山の一つである鳥海山の中腹にある胴腹瀧不動堂では伏流水が2連の滝となっています。周囲には石に直接彫られた仏像があるため、非日常的で不思議な場所です。さらに、ここの水は水質が良く、水汲み場が設置されているため水筒に入れて持ち帰ることもできます。

第二位はロマンティックな雰囲気漂う港町の酒田が挙げられます。このスポットには欅並木や大きな12棟の木製倉庫が立ち並び、温かみのある景色が広がります。また、JR東日本のCMにも起用されほど有名なスポットとなっています。

第三位はジブリ映画のトトロの世界が感じられるトトロの木です。この木は鮭川村にあり村指定天然記念物に登録されています。樹齢は千年以上で高さ20mほどあり、見る角度によっては大きなトトロのシルエットが浮かび上がります。

蔵王温泉や銀山温泉など人気の温泉もたくさんある山形

山形には全国でも有数の温泉がいくつかあります。その一つである蔵王温泉は皮膚への効能がある温泉で、美肌の湯や子供が丈夫に育つ湯として地元の方々から愛されています。さらに、蔵王温泉街には3箇所の共同浴場(上湯・下湯・川原湯)が設置されており、合計で100畳以上の広さがあります。上流が女性用、下流が男性用で合計200名が同時に入浴可能です。

他にも、大正レトロな雰囲気が感じられる温泉街の銀山温泉があります。ここの温泉は細かな湯花の混じる無色透明の湯で、歩道沿いにある和楽足湯では川の景色を眺めながら足湯が楽しめることで人気です。さらに屋号の書かれた漆喰の看板や木造の宿等がレトロな雰囲気を演出しています。日帰りで楽しむこともできるため、山形の観光スポットを散策したあとで気軽に立ち寄ることができます。

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紅葉が美しく運転も楽しいエコーライン

山形県と宮城県をまたぎ、蔵王連峰を東西に横断する全長26kmのスカイラインが蔵王エコーラインです。
山々を縫って走るドライブウェイなので適度なワインディングがドライブ好きにはたまりません。道中の景観もよく、特に人気なのが紅葉の時期(9月下旬)です。蔵王山のお釜見物や五色沼観光、樹氷見物など、さまざまな見どころが季節ごとにあります。なお、11月初旬から翌年4月下旬までは冬季閉鎖され、それ以外の時期でも夜間は通行できないので注意が必要です。

蔵王山のお釜・ライブカメラ

神秘的で幻想的な色をたたえる蔵王山のお釜は、山形県と宮城県のほぼ県境にあります。アクセスはどちらからも可能ですが、山形からのアクセスも人気です。
山の天気は変わりやすく、いついっても見られるわけではありませんが、筆者の体験では、霧(雲)に包まれていたお釜が、「風のいたずらで一瞬だけ見えた」というシーンも印象的でした。ただ、蔵王山は活火山であり、2018年の1月28日および30日にも火山性微動が観測されています。山頂の南方向が隆起する地殻変動は継続しているので注意が必要とされています。

蔵王山のお釜のライブカメラ(閉鎖している時期もあります)=リンク
気象庁の監視カメラリンク

お土産やご当地物産なら山形観光物産会館

山形に観光へ訪れた際には、必ず寄っておきたいスポットとして山形観光物産会館があります。国道13号線沿いにある物産館で敷地が広く、多くの人で賑わっています。

ぐっと山形の愛称で知られるこのスポットは山形の美味しい食べ物が楽しめるフードコートや、特産品の買い物ができるショッピングスペース等が設けられているため、美味しいものを食べてお土産も購入することができます。

特産品としては、地酒やワイン、銘菓、漬物等があります。どれも山形県の各地から集められたもので種類が非常に豊富です。生鮮食品(果物・野菜)のコーナーでは旬の美味しい食べ物を割安で販売し、館内にある食事処である三味会席では会席料理も味わえます。

山形の味を堪能し、山形限定の品をまとめて購入できるため、観光の最後に立ち寄ってみるのも良いでしょう。