福島の観光スポットとモデルコース

福島のエリア概要と観光マップに使える全県図

公益財団法人福島県観光物産交流協会による福島県観光情報サイト「ふくしまの旅」では、福島県の旅を大きく3つのエリアにわけてまとめています。
ひとつは太平洋に接する「浜通り」、もうひとつは、内陸部の「会津地方」、そしてもうひとつが、そのふたつのあいだの「中通り」です。それぞれの特徴を「心地よい潮風と見事な眺望の浜通り」「恵まれた自然と武家の精神の会津地方」「美しい花々と豊かないで湯の里の中通り」と説明しています。
その「ふくしまの旅」に収録されている資料に「福島全図」というPDFファイルがあります。下はそのキャプチャー画像ですが、ダウンロードもでき、PDFなので拡大しても文字がにじまずに見えて便利です。観光スポットについても数多く記載されていますので、観光地図としても使えます。

※引用:http://www.tif.ne.jp



福島の観光スポットランキング

「心地よい潮風と見事な眺望の浜通り」「恵まれた自然と武家の精神の会津地方」「美しい花々と豊かないで湯の里の中通り」と、バラエティが広い福島県の観光ですので、そのランキングを決めるのも一筋縄ではいきません。ここでご紹介するのは、旅行情報誌&サイトとして知られる「るるぶ」の「福島県の観光スポットランキング」です。るるぶのサイトページへのアクセス数をもとにしたランキングなので、ある意味では「機械的」なランキングですが、参考にはなると思います。

1位 大内宿
 会津若松と日光市今市を結ぶ会津西街道沿いに栄えた宿場町。古い町並みがおとぎ話のようです。
2位 鶴ヶ城公園
 日本唯一の赤瓦天守閣を擁する名城です。春には約1000本のソメイヨシノが開花し、「桜の名所100選」に選ばれています。
3位 白河フラワーワールド
 南湖公園の西隣りにある花園。4月は200種10万株のチューリップが咲き誇ります。
4位 三春滝桜
 日本三大桜のひつつ。三春ダム湖の東岸にある、エドヒガン系のベニシダレザクラ(紅枝垂桜)。
5位 五色沼湖沼群
 大小30あまりの湖沼を総称する五色沼湖沼群。その名の通りそれぞれ湖面の色が違います。
6位 吾妻小富士
 火山の噴火でできた山と火口。磐梯吾妻スカイライン最大の見どころ。
7位 スパリゾートハワイアン
 古くは常磐ハワイアンセンターと呼ばれたテーマパーク。
8位 塔のへつり
 へつり、とは、方言で「川に沿った断崖」のこと。天天記念物に指定。
9位 東北サファリパーク
 車で見学ができる放し飼いエリアが人気の大型動物パーク。
10位 あぶくま洞
 約8000万年という歳月をかけて創られた鍾乳洞。

福島観光のモデルコース

福島観光のモデルコースは、さまざまな旅行案内雑誌などで提案されています。ここでは、福島県観光交流課が主催するふくしま酒蔵めぐりスタンプラリーの公式サイトで提案されているモデルコースをご紹介します。
この「ふくしま酒蔵めぐりスタンプラリー」で提案されているモデルコースには「酒蔵めぐりだけではもったいない!ふくしまのおすすめもでるコース」とタイトルがついているとおり、酒蔵に関係なく3つのモデルコースが提案されています。

●絶景と憩いのコース(白河市→二本松市)
 小峰城→かがみいし田んぼアート→開成山公園→花と歴史の里蛇の鼻→あだたらイルミネーション
●癒しと自然のコース(下郷町→只見町)
 湯野上温泉→猿楽台地のそば畑→鴨山城→ただみ・ブナと川のミュージアム
●試飲もできる! 電車とバスで巡るコース(喜多方市→会津若松市)
 喜多方蔵座敷美術館を皮切りにさまざまな史跡や名所とグルメを回る一泊二日のコース。

一般的なモデルコースとはひとあじ違った福島の楽しみ方が得られるコースだと思います。



花見山公園の開花状況

福島市の「花見山公園」は、ウメ、サクラ、レンギョウ、モクレン、ハナモモなど、約22万本の樹木が園内いっぱいに植わっています。
開花状況は花によって違いますが、花が長く楽しめる観光スポットとして地元で愛されています。
花見山公園の開花状況は、福島市観光コンベンションのホームページで確認できます。とくに、ウメやサクラの開花時期は、花見もかねて多くの家族連れやグループでにぎわいます。
花見山公園の開花状況では、とくに4月ごろのトウカイザクラに関心が高いようです。写真家の故・秋山庄太郎氏をして「福島に桃源郷あり」と言わしめたほど風光明媚な場所であり、毎年の開花状況に心躍らせる人はじつに多いのです。

福島の日帰り温泉のランキング

福島の日帰り温泉といえば、スパリゾートハワイアンズ(いわき市)がよく、ランキング上位に登場します。首都圏からのアクセスもよく、日帰りバスツアーがあることも人気に拍車をかけているのでしょう。
日帰り温泉のランキングでは、福島市郊外の温泉地もよくランクインしています。土湯や高湯など、JR福島駅から片道30分ほどでアクセスでき、日帰り入浴OKの施設は多く、飯坂は奥州三名湯のひとつでもあります。
福島県では、安達太良山の中腹にある岳温泉(二本松市)もランキングでよく登場し、日帰り入浴OKの宿もあります。会津鉄道の湯野上温泉駅から徒歩圏にも、日帰り入浴OKの民宿があります。