屋久島への行き方(アクセス)や観光マップとベストシーズン

屋久島への行き方(アクセス)

屋久島への行き方は、船か飛行機の二者択一となっています。船はすべて鹿児島港を発着し、高速船での行き方は、鹿児島港から毎日5〜6便、ホームページから予約できます。さらに「いわさきICカード」を使うと、10%のプレミアムがつきます。
屋久島へは、鹿児島港からフェリーを使う行き方もあります。1日2便の運航で、所要時間は昼便が約4時間、夜便は約13時間で到着時間が早朝になる夜行便の扱いです。
屋久島へは、飛行機でアクセスする行き方もあります。大阪・伊丹、福岡からJACの直行便がありますが、運航はそれぞれ1日1便です。鹿児島空港からの便もJACが運航していて、運航は1日5便程度、所要時間は35〜40分です。

屋久島へのフェリー料金

鹿児島港-屋久島間は、フェリーで行き来できます。フェリー料金は「屋久島2」の場合、二等で大人片道5000円からなどとあり、小児は半額・往復割引もあります。
鹿児島港-屋久島間は、「フェリーはいびすかす」でアクセスするルートもあります。フェリー料金は二等で大人片道3300円からと多少リーズナブルですが、種子島を経由するので、所要時間は増える計算になります。
屋久島を周遊するフェリーでは、「フェリーさんふらわ」が代表格です。大阪南港を発着し、関西方面からのアクセスにすこぶる便利なのですが、フェリー料金は7〜8万円超えが普通で所要時間もかかり、ちょっとした海外旅行並みの風格があります。

屋久島行き飛行機の時刻表

屋久島行きの飛行機は、大阪(伊丹)・福岡・鹿児島の各空港からJACの直行便があります。飛行機は、JAL系列のJACが運航していて、時刻表は公式サイトのほか、NAVITIMEや駅探などのポータルサイトでも検索できます。
屋久島行きの飛行機は、時刻表によると、鹿児島からは毎日5〜6便あると理解できます。伊丹や福岡からは、それぞれ1日1便の運航となっています。
屋久島への直行便がないところでは、時刻表を参照して鹿児島空港で、飛行機の乗り継ぎを考えるのが適当です。時刻表によると、JALやANAは乗り継ぎのタイミングが比較的よいですが、LCCは乗り継ぎに時間があくケースが多く、乗り継ぎにはいささかのデメリットに映ります。

屋久島の観光地図(マップ)

屋久島へ着く前には、観光地図(マップ)でまず港と空港の場所を押えておくことが大切です。
さらに、縄文杉トレッキングのコースや海水浴場の場所も、観光地図(マップ)であわせて押えておくと大安心です。
屋久島は大きく、宮之浦・安房・尾之間・永岡の4エリアに分けられ、車で約3時間で島を一周できます。
島でただひとつの空港からどうアクセスできるかも、観光地図(マップ)で要確認です。
屋久島は、観光地図(マップ)でエリア別の特徴を押えることも大切です。観光の拠点・宮之浦、縄文杉トレッキングの拠点・安房、リゾート感たっぷりの尾之間、永田の「永田いなか浜」はウミガメの産卵地として有名です。

屋久島の縄文杉のトレッキング地図

屋久島観光は、縄文杉トレッキングがハイライトです。地図でルートや観光スポットを押えておけば、往復で約10時間かかるトレッキングに大きな励みとなるでしょう。
屋久島で、縄文杉トレッキングコースは、地図では「荒川登山口」を出発点とするものが大半です。はじめはトロッコ軌道沿いに歩き、三代杉や仁王杉など見どころを通過。大株歩道入口あたりから傾斜が急になり、地図では島のほぼ中央にある縄文杉に会えるとの期待感が高まります。
屋久島の縄文杉トレッキングコースは、地図でトイレの場所を確認することも大切です。トイレは、荒川登山口、大株歩道入口にあり、小杉谷山荘跡の近くにバイオトイレがあります。

屋久島をレンタカーなしで楽しむ

屋久島観光は、レンタカーなしでは島内の移動に少々難儀するとの口コミが少なからずあります。
団体ツアーは別として、路線バスは本数が少ないので、時刻表をしっかりチェックすることが大切だったりします。
一方、屋久島ではレンタカーなしでも、とくに支障はないとする口コミも多くあります。
大人気の縄文杉トレッキングを例にとると、途中から車両が進入できなくなり、そもそもレンタカーの乗り入れができなくなるのです。
屋久島では、レンタカーなしでもレンタサイクルで島観光を満喫することは可能です。
レンタサイクルは宿泊先のホテルなどでも貸し出しているケースは多く、天気がよく体力に自信がある向きにとくにおすすめです。

屋久島観光のベストシーズン

屋久島観光は、気候その他と加味して3〜11月がベストシーズンとされています。ただ、GWや夏休みは大混雑するので、実際は3月下旬〜GW前・10月中旬〜11月は、気候もよく観光客も少ないので、真のベストシーズンとしておすすめです。
屋久島は海のレジャーが人気で、7〜8月がベストシーズンといえますが、日差しが強烈なので高度なUV対策が必要です。9月もまだ泳げますが、台風シーズンとぶつかってしまいます。
屋久島は、縄文杉はじめ世界遺産の大自然が見どころで、新緑が見頃となる4月をベストシーズンにあげる人も多いものです。紅葉がピークになる11月も人気で、亜熱帯の南国で紅葉狩りと風流な体験もできます。

屋久島の年間天気

屋久島は、年間を通して天気が変わりやすい場所です。
年間降水量は低地で約5000mm、山間部ではその倍以上となり、熱帯のスコール並みの土砂降りも日常的な光景となっています。
屋久島の天気は、場所によって大きく違います。
年間の平均気温は低地で20度ちかくありますが、約2000mの山頂付近では北海道並みの亜寒帯となり、1つの島が日本の縮図のようになっているのです。

屋久島では、5月ごろに地元では「木の芽流し」と呼ばれる春の多雨期が終わると、天気はがぜん好天が多くなります。
山間部では12〜2月は積雪があり、冬山登山の装備が必要になります。3月になれば中級者でも登山可能になりますが、それでも万全の防寒対策が必要です。