知床観光・見逃せないスポットや便利なバスツアー・観光船とモデルコース

知床の観光スポット

知床半島の観光スポットはザックリと、ウトロ側・羅臼側の2エリアに大別できます。
ウトロ側はとくに、知床五湖やオシンコシンの滝など、人気観光スポットが点在しています。
知床岬は車で行けないので、クルーズ船で海側から眺めるしかありません。
知床エリアは、絶景を望む天然温泉も人気観光スポットとなっています。カムイワッカ湯の滝は「一の滝」で入浴でき、岩尾別温泉は「緑の野天風呂」として人気があります。

知床半島の羅臼側は、アニマルウォッチができる観光スポットが人気です。「海の野天風呂」と呼ばれるセセキ温泉は、入浴前に管理人に一声かけるのが暗黙のルールです。相泊温泉も海近で、干潮時にしか入浴できないという超秘湯です。

知床観光のモデルコース

知床観光はドライブコースとして見るとウトロ側から、オシンコシンの滝、知床五湖などをめぐり、知床横断道路(国道334号線)を抜け羅臼側に出るのが定番モデルコースです。ただし、冬季は積雪のため横断道路は閉鎖されます。
知床観光は、観光船で世界遺産めぐりが超定番です。モデルコースは、ウトロ港を基点に知床岬まで往復するというものです。小型船では1時間から、大型船では3時間超のコースもあります。
知床半島には、トレッキングに最適な観光スポットも点在しています。フレペの滝、羅臼湖など、モデルコースをあげればキリがありませんが、時間の許す限り世界遺産を肌で体感するのはおすすめです。また、知床峠からは海を挟んで国後島が臨めます。

知床の観光船(クルーズ)はやっぱりおすすめ

知床の観光船(クルーズ)は、世界遺産を観光でめぐるのに、おすすめの手段となってくれます。
おすすめは、ウトロ港を出港し知床岬まで周遊するコースで、1〜3時間超の多彩なコースが用意されています。
知床の観光船(クルーズ)は、大型船・小型船にザッと分類できます。
「おーろら」「おーろら2」などの大型船は揺れが少ないのがメリットで、多少波がある日でも安定した走りがおすすめポイントです。
知床の観光船(クルーズ)は、ゴジラ岩観光など小型船にも、おすすめポイントがあります。
揺れやすいのがデメリットですが、小回りが利くので動物たちが生きている姿に間近に接近して、テンション最高潮となりそうです。

知床観光バスツアー

知床半島は移動にけっこう時間がかかるので、観光バスツアーでめぐるのも楽ちんです。
定期観光バスは、ウトロ温泉バスターミナル、斜里バスターミナルなどを発着し、日帰りツアーを実施しています。
知床観光に、帯広や旭川を発着する観光バスツアーを利用することができます。1泊2日コースが定番で、料金は3万円台からが標準的です。
知床エリアでは、観光バスツアーに乗らなくても、斜里バスが運行する路線バスで、主な観光スポットへアクセスできます。
路線バスは、ウトロ温泉バスターミナルを発着し、知床自然センターや知床五湖へアクセスでき観光客にあつらえたような路線ですが、本数が少ない点で要注意です。

知床五湖のガイドツアー

知床五湖は、地上遊歩道の散策が観光のハイライトですが、5月10日〜7月31日の「ヒグマ活動期」は、有料のガイドツアーに参加することで散策できます。
ツアーを先導する登録引率者は、ヒグマの対処法に熟知した有資格者です。
知床五湖のガイドツアーは少人数制を旨とし、1ツアーの定員は10名以下に抑えられています。また、ガイドツアーは10分〜60分間隔で出発するなど、徹底して自然や参加者に対して配慮が行き届いています。
知床五湖のガイドツアーはフィールドハウスを出発し、約3時間じっくり時間をかけて回ります。料金は大人5000円くらいですが、ホームページで要確認です。ツアーの申し込みも、ホームページからできます。

知床半島の地図

知床半島は、地図を広げるとトンガリ帽子のような形をしています。帽子の頂点には知床岬があり、頂点から東側の羅臼エリア、西側のウトロエリアに分けられます。
知床半島のウトロ側と羅臼川は、知床横断道路(国道334号線)で結ばれています。地図で測ると全長23.8kmあり、羅臼岳のふもとを縫うよう走る国道はカーブの多さで車酔いをする人もいるでしょうが、眺望のよさで大人気のドライブコースとなっているのです。
知床半島は、観光地図で湖沼や滝の場所をチェックするのも楽しいものです。カムイワッカ湯の滝、知床五湖など、地図上では点のように見えますが、実際に現地に立ってみれば、あまりの絶景に感動必至となるでしょう。

知床の天気

知床半島は夏が短いエリアで、6月に入ってもまだ寒い日が続きます。

8月は天気がよければ30度ちかくまで気温が上がりますが、海上は風が強く体感温度は冬並みといってよいくらいです。
知床半島は、4月下旬に遅い春を迎えるあたりから、天気がいい日が多くなります。
ゴールデンウィークでもまだ寒いくらいで、天気の状況によっては積雪が観測されることも珍しくありません。
知床半島では、9月下旬の紅葉シーズンのころから、天気はグッと冷え込みがちになります。
10〜11月はすでに氷点下になる日も多くなり、10月下旬には山間部では初雪が観測されるようになります。ドライブに人気の知床横断道路は、積雪のため11月で閉鎖されます。

知床の人気ホテル

知床エリアで人気ホテルをあげると、観光の拠点でもあるウトロ温泉エリアやJR知床斜里駅の周辺に集中しています。
羅臼側は民宿やペンションが多く、根室中標津空港から車で約90分の好ロケーションがメリットです。
宿泊サイトではよく、「知床ヴィラホテル フリーズ」がヒットします。
6つのコテージは落ち着いたたたずまいで、露天風呂付きは開放感大、オープンデッキで炭火焼のディナーが好評を博しています。
ウトロ温泉かいわいでは、「知床夕陽のあたる家」はオホーツク海を望む高台にあり、人気があります。ラグジュアリーホテルの「ホテル清さと」はプライベート感が高く、天然温泉付きも高く評価されています。