岐阜観光
愛知県の北側に位置する岐阜県は、発展が進む愛知県と比較して特に奥地は発展があまり進んでおらず、豊かな自然や街並みがそのまま残っている場所が多数あるのが特長です。その中でも、白川郷・飛騨高山の古い街並みなどは決して外国では見られない景観のため、外国人観光客からの人気が上昇中です。また温泉地が多いのも特徴で、一番有名な下呂温泉は草津温泉・有馬温泉と並んで「日本三名湯」の一つに数えられています。そして、大半のエリアには電車や高速道路を使って名古屋方面からスムーズにアクセスできます。
岐阜観光スポットランキング
岐阜県の観光スポットランキング第1位は、世界遺産の「白川郷」です。こちらは中部地方を旅する旅番組で旅人が岐阜を訪れる際、ロケが行われる場所の定番となっています。そのため、日本中の老若男女がその存在を知っていて、一度は訪れてみたいと思っている人が多いことで有名です。第2位は、中部地方で一番有名とも言っていい温泉地「下呂温泉」です。こちらも岐阜を旅する旅番組では白川郷と共に高い確率で番組に登場します。そして、温泉の名称自体が奇抜な名前のため子供達からすると印象的であるようで、全国の子供達の間でもその名はよく知られています。第3位は、高山市の「三町伝統的建造物群保存地区」です。こちらは高山市街地にある江戸時代の面影をそのまま残す古風な街並みが特徴のエリアです。西洋の街並みとはまったく違うため、特に西洋圏からの観光客に高い人気があります。
岐阜の観光名所
岐阜県内の観光名所として、一番有名なのはやはり1995年に世界文化遺産に登録された、県北部の石川・富山にほど近い場所にある白川村の白川郷です。この地域は山奥にあって日本有数の豪雪地帯のため、雪が屋根に積もりすぎて家が潰れたりすることがないように「合掌造り」と呼ばれる急角度の草ぶき屋根が誕生しました。建物自体も古風な造りで今でも住民がこの合掌造りの家に住んで景観が守られています。そして、エリアの南側には高い場所からこの街並みを見渡せる場所があり、この場所からの景色の素晴らしさは有名です。さらに白川郷がライトアップされる日もあり、冬の夜にライトアップされた白川郷は最高の美しさであると評判です。続いてご紹介する観光名所は、白川村同様に県北部にある高山市の高山駅東口の「三町伝統的建造物群保存地区」です。高山市は16世紀末から城下町として発展してきた長い歴史を持ちます。そして、高山城付近にあるこの地区はかつての城下町の中心で、周囲の街並み以上に城下町だった頃の雰囲気がそのまま保存されており、江戸時代にタイムスリップしたような気分になります。なお、このエリアも昼間以上に冬の夜のライトアップされた状態が一番素晴らしく、古い街並みの店の屋根や道に雪が積もっている状態はロマンティックでムーディーです。
岐阜の日帰り温泉ランキング
第1位は、岐阜県で一番有名な温泉である下呂温泉街の中でも特に規模の大きいホテルである「ホテルくさかべアルメリア」です。こちらのホテルでは宿泊プランのほかにも日帰りプランに力を入れており、展望露天風呂とホテル自慢の様々な料理がセットとっなたプランが多数用意されています。その他、温泉と料理に加えて館内でショーまで見られるプランも用意されています。
続いて第2位は施設自体がホテルではなく日帰り温泉施設である、中津川温泉の「クアリゾート湯舟沢」です。こちらは大きな施設の中に天然温泉(露店風呂)ゾーン、家族みんなで一緒に水着で入れる内風呂エリアがあるほか、プールゾーンがあってウォータースライダーまで楽しめます。
第3位は県西部にある白鳥町の白取ICそばにある日帰り温泉施設「美人の湯しろとり」です。こちらは日本庭園がある天然の露天風呂から貸切個室風呂まで様々な風呂があり、飲用可能な「飲めちゃう温泉」まであります。なお、こちらは車での交通の便が良いので旅の途中で立ち寄る温泉として向いています。
岐阜の下呂温泉観光
下呂温泉は小さな温泉街とは違い、日本三名湯の一つにも数えられる温泉街の一つであるため、広大なエリア内に多数の宿と観光スポットが存在します。その中でもまずは温泉側の中央を縦断する飛騨川にかかる下呂大橋から見られる山と川の景色が美しく、春には岸辺の桜も楽しめます。さらに夜間にこの橋を渡るとガス灯が灯っているため、昼とはまた違う良さがあります。続いて、白川郷から移築された合掌造りの家屋で日本の原風景を再現した「下呂温泉・合掌村」も人気で、白川郷まで合掌造りの家屋を見学しに行くのが難しい場合にはおすすめの場所です。
岐阜の中津川観光
続いて、交通の便が良さから名古屋方面からの観光客に人気の中津川市の観光情報です。まず名古屋駅から中津川駅までは、JR中央本線の特急しなのに乗るとわずか50分程で着きます。この市でまず有名なのが「天空の城」として注目を集める苗木城跡で、この城は標高400m以上の場所にあり、展望台からパノラマの景色を楽しむことが出来ます。また旧中山道の43番目から45番目までの宿場町が3つ(馬籠宿・落合宿・中津川宿)もあるのが特徴で、それぞれの宿があった場所は今でもノスタルジックな風景が広がっています。その中でも郊外にある馬籠宿には特に江戸情緒が残る街並みが広がっており、非日常体験したい場合におすすめの場所です。