箱根登山鉄道の時刻表や路線図、人気のあじさい電車

箱根登山鉄道の時刻表

箱根登山鉄道時刻表を見ると、小田急本線との連携が伺われます。ロマンスカーが箱根湯本まで乗り入れていますが、小田原-箱根湯本間は単線になっており、当然本数は限定されます。
時刻表によると、昼間は1時間あたり4本見当が運行されています。山岳鉄道らしく、普通軌道で急勾配を走るスイスのベルニナ鉄道を参考に建設されたと言われ、途中3ヶ所にスイッチバックがあります。



宮ノ下-小涌谷間の小涌谷踏切では、正月恒例の箱根駅伝で、選手が踏み切りを通過する際、電車のほうを止めて選手を通す光景がしばしば放映されます。箱根登山鉄道の時刻表への影響はというと、停車時間その他で調整して遅れを吸収している模様です。
箱根登山鉄道、もう少しスピードアップをすれば電車の本数を増やせるのにといった口コミは確かにあります。ですが、半径30m級のきついカーブがいくつもあり、急勾配もあって、保安上の理由から現状維持が精一杯というのが実情であるようです。
箱根登山電車・箱根登山ケーブルカーの全駅時刻表はこちらリンク
また、箱根登山バスについてはこちらに詳細情報を掲載しています=箱根登山バス
詳細は上記リンクからどうぞ。

箱根登山鉄道の路線図

パッと見、箱根登山鉄道の路線図はミニ鉄道の趣ですが、じつは沿線を通してかなりの標高差があります。小田原駅では標高14mですが、強羅駅へ達すると標高541mまでに上昇するのです。
下りは、途中3ヶ所でスイッチバックをしながら延々と山登りです。箱根登山鉄道の路線図をみると、小田急本線と直結しているのが見て取れます。実際、小田急ロマンスカーは、箱根湯本駅まで直接乗り入れています。「箱根フリーパス」などのお得な周遊券も、人気ポイントです。
箱根登山鉄道の路線図を詳しくみると、出山信号場、大平台駅、上大平台信号場の3ヶ所にスイッチバックがあるのがわかります。勾配を稼ぐメリットもありますが、交換待ちの電車が、水平区間で安全に待つための施設の一面もあるのです。
箱根登山鉄道の路線図では、塔ノ沢-大平台間の出山鉄橋も絶景ポイントです。鉄橋から広がる四季折々の自然、とくに紅葉の美しさで評判を呼んでいます。
箱根登山電車の路線図はこちら=リンク



箱根登山鉄道の料金表

また、料金も気になるところでしょう。もっとも距離の長い小田原〜強羅で670円(大人)です。ただ、観光ならばおすすめはフリーパスです。
運賃・料金一覧表=リンク

小田原130190230310360440580620670670
70100120160180220290310340340
箱根板橋130130230270400480540580620
7070120140200240270290310
風 祭130130190310400480540540
7070100160200240270270
入生田130130270360440480480
7070140180220240240
箱根湯元130190270360400400
70100140180200200
塔ノ沢130230310360360
70120160180180
大平台130190230270
70100120140
宮ノ下130130130
707070
小涌谷130130
7070
彫刻の森130
70
強 羅

箱根登山鉄道のあじさい電車

普段から人気の路線ですが、箱根登山鉄道のあじさい電車もまた大人気のイベント電車です。昼も夜もそれぞれに趣があり、初夏の風物詩となった感があります。
▼紫陽花と線路▼

箱根登山鉄道は、沿線で標高差が結構あるので、下から順繰りでトータルで長く花を楽しめるのがメリットです。異常気象でもなければ例年、6月中旬から7月中旬ごろまでじっくり楽しめます。
社員が丹精こめて育てているという都合1万株のあじさいは、梅雨空に映える光景も見ごたえありますが、夜のほうもまた格別です。夜間は沿線6ヶ所でライトアップされ、幻想的なムード満点の光景で魅了されます。
箱根登山鉄道のあじさい電車は全席自由なので、いい席を取るにはちょっとした対策が必要でしょう。特別仕立ての「夜のあじさい号」は予約制で、ゆったりとあじさい見物を満喫できる趣向です。



お得な乗り放題乗車券

箱根登山鉄道の乗車券は無人駅を除く各駅や小田急トラベルの営業所、小田急線小田原駅、箱根登山バス湯本構内案内所などで販売しています。
かっぱ天国、天山湯治郷、箱根小涌園ユネッサン/森の湯といった温泉施設や箱根美術館、彫刻の森美術館といった美術館、他にもレストランや名所・旧跡など、割引・優待施設もあります。
そしておすすめなのが、箱根登山電車と箱根登山ケーブルカーが全線乗り放題の「トコトコきっぷ」という一日乗車券です。
乗り放題の区間は以下になります。また、一泊旅行ならば二日間有効のフリーパスもお得です。
※以下のキャプチャー画像からリンクしてます。

※引用:http://www.hakone-tozan.co.jp/