犬山城は愛知県犬山市にある国宝で、別名「白帝城」とも呼ばれる平山城です。
築城者は織田信長の叔父にあたる織田信康です。
営業時間は9時〜17時までですが、入場は16時半までです。
ペット同伴の入場はできません。
天守閣は木曽川のほとりの小高い山の上に建てられており、古い町並みが見晴らせます。
信長や秀吉、家康らが奪いあい、戦国時代に名を轟かせた名城と言えるでしょう。
春には、天守から木曽川河畔の桜並木を見下ろす絶景スポットと化します。
犬山城の観光
犬山城は犬山市を代表する観光スポットで、木曽川沿いの山頂にそびえる様は壮観です。1537年(天文6年)、織田信康(織田信長のおじ)による築城と伝えられています。
犬山城は日本に現存する戦国時代からの唯一の城郭をもっている点で超希少な観光資源であり、「国宝五城」のひとつに指定されています。小牧・長久手の戦いはじめ、戦国の歴史を今に伝える展示物の数々も、観光客の興味をそそります。
犬山城の観光で一番のおすすめは、何といっても天守からの眺望です。金網もフェンスもないリアルさ、360度のパノラマビューで戦国武将の気分に浸れること必定です。
犬山城のアクセス
犬山城は名古屋市の北方、車で約1時間の場所にあります。車でのアクセスは、東名高速道路を利用すると、小牧ICでおりて国道41号線を13kmほど北上するとお城に到着します。
犬山城は鉄道でもアクセスでき、名鉄の犬山線がわかりやすくて便利な交通機関です。名鉄の名古屋駅から「快速特急」に乗り、犬山駅からは約20分、犬山遊園駅からは約15分で、駅周辺には観光スポットが点在しています。
ちなみに、犬山城はじめ犬山の主な観光スポットは、犬山駅・犬山遊園駅を起点にほとんどが徒歩でアクセスできる街サイズです。「明治村」などのテーマパークは多くが郊外にありますが、犬山駅から直行バスで楽々アクセスできます。
犬山城の観光マップ
犬山城は戦国期からの城郭が残る国宝ですが、観光マップがあればより深い理解ができます。犬山駅からのアクセスルート、城内に入ってからは、石落としの間、唐破風、天守4階の望楼などは、場所を指し示すものがあれば重宝します。
犬山城周辺も、観光マップをみると見どころ満載なことがわかります。レトロな町並みをそぞろ歩き、観光マップを手に「城とまちミュージアム」、どんでん館、犬山温泉・白帝の湯などにも足を伸ばす価値があります。
▼以下は公式サイト掲載のキャプチャー画像です▼
※引用:http://inuyama-castle.jp
犬山城を見物して食事をしようというときこそ、観光マップが活躍します。お城から駅へかけてのエリアはとくに、グルメや名物げんこつ飴で犬山散策の締めとすることができます。
犬山城周辺の地図
犬山城下町マップ
観光に便利な犬山城下町マップは公式サイトに掲載されています。
▼以下はそのキャプチャー画像です▼
※引用:http://inuyama-castle.jp
犬山城の入場料金や割引料金
個人(一般) 550円
個人(小学生・中学生) 110円
団体(30名以上) 1割引き
団体(100名以上) 2割引き
団体(300名以上)3割引き
国宝犬山城を含むセット券
犬山城下町周遊券
犬山城+城とまちミュージアム+からくり展示館+どんでん館
通常料金¥750 → セット料金として¥600
他に明治村とのセット券やリトルワールド、庭園有楽苑とのセット券もあります。
天守は現存する日本最古の天守とされますから、歴史を感じられる内部の設えは必見です。所要時間としては、天守だけならば60分ほどで見学できますが、周囲の散策も是非しておきたいので、スケジュールは余裕を持っておいたほうがよいでしょう。
また、2017年に破損したしゃちほこの復元具合も気になるところです。
犬山城の駐車場
国宝犬山城には、近くに駐車場が第1〜第3の3ヶ所あります。
第1が犬山神社、第2が内田防災公園で、ともにお城のすぐ近くにあります。
第3の犬山市役所は、お城まで徒歩20分ほどかかる場所にありますが、犬山駅のすぐ近くです。
犬山城の駐車場にかんしては、犬山観光協会のホームページで、空き状況をかんたんに検索できます。
土日やGWはとくに混雑するので、駐車スペースが確保できるか事前に確認しておくと大安心です。
犬山城周辺には、民間の駐車場も何ヶ所かあります。
「犬山キャッスルパーキング」など便利な場所にありますが、「お城前駐車場」は周辺に歩行者が多くてやや使いにくいとの口コミは少なからずあります。