海遊館の行き方や楽しみ方、お得な割引情報

海遊館

大阪の観光スポットを代表する海遊館は世界最大級の水族館として1990年に開館し、巨大水槽で環太平洋の海を再現することで従来の水族館の印象を劇的に変えました。「地球とそこに生きるすべての生き物は、互いに作用しあう、ひとつの生命体である。」をコンセプトに、開館から30年近く経った現代も大人気の海遊館。そんな海遊館の見どころについて紹介します。ぜひ海遊館で「いきものたちに出会う旅」にあなたも出かけてみませんか。



海遊館の営業時間

海遊館の営業時間は基本的には10:00~20:00までで、最終入館は閉館の1時間前までです。
但し、時期によって開いている時間帯が異なることもあるので、事前に公式サイトを確認しましょう。
もし再入場する場合は、館内インフォメーションのスタッフに再入場したい旨を伝えれば、再入館スタンプを押してもらえます。途中でお腹が空いたり、お子さんが寝てしまった場合などは、再入館システムを活用して海遊館を贅沢に楽しみましょう。

海遊館の料金

通常料金は大人(高校生・16歳以上)2,300円、子ども(小中学生)1,200円、幼児(4歳以上)600円です。シニア(60歳以上)2,000円で、年齢を確認できる証明書(運転免許証や保険証など)の呈示が必要です。
WEBチケットを事前に購入すると、チケット購入のための待ち列に並ぶ時間を短縮できます。WEBチケットのQRコードをスマートフォンに表示させるか、プリントアウトして、そのまま入館ゲートに向かうことが出来ます。



海遊館の割引

海遊館周辺のレジャースポット天保山ハーバービレッジと海遊館のお得なセット券は各種チケット売り場で販売しています。あわせて購入することで、最大800円お得になります。
コンビニでの前売り券はローソン、ファミリーマート、セブンイレブン、ミニストップ各店で購入可能です。
割引はありませんが、なにわ食いしんぼ横丁「北極星」の特典付き(各種オムライス50円引き)が付いています。
OSAKA海遊切符は、海遊館入館券と、電車やバスが乗り放題の一日乗車券がセットになったお得なセット券も販売されています。

海遊館のアクセス

電車は、大阪市営地下鉄「大阪港駅」1番出口より徒歩約5分です。
バスは、大阪市バス「天保山ハーバービレッジ」下車後すぐ、または南海バス「海遊館(天保山)」下車後すぐです。
関西国際空港発のリムジンバスの場合は「天保山(海遊館)」下車後すぐです。
シャトル船はユニバーサル・スタジオ・ジャパン®から船で約15分、キャプテンライン「海遊館西はとば」下船後すぐです。
車の場合は、阪神高速湾岸線・大阪港線の「天保山出口」からすぐです。
海遊館・天保山マーケットプレース地下に大型駐車場完備しています。



海遊館の見どころ

海遊館はとても広く8階建の水族館です。まず最初に通るのはアクアゲートと呼ばれる巨大な水槽のトンネルです。まるで透明な海底トンネルを通っているような気分にさせてくれるアクアゲートでは、色鮮やかな熱帯魚達がこれから環太平洋を巡る旅へと誘ってくれます。特に注目したいのはキイロハギ。その名の通り全身が鮮やかな黄色で、藻類を好んで食べるため海遊館ではレタスなどの野菜を与えているそうです。
次に数ある水槽の中でも最も注目したいのは海遊館の深さ9m、最大長34m、水量5,400tの大水槽。国内では美ら海水族館に続いて2位、世界でも5位に入る巨大水槽です。海遊館のメインスターであるジンベエザメは、実はサメの仲間ではなく原生する世界最大の魚です。雄大な太平洋の様子を表現する水槽内で、体長12m以上にもなるジンベエザメが間近で泳ぐ姿は、国内でも限られた水族館でしか見ることが出来ません。毎日午前と午後にあるジンベエザメのお食事タイムでは、エサを食べるために立ち泳ぎをする珍しい姿も見ることができます。さらにこの水槽では、ジンベエザメ以外にも大型のサメやエイ、アジなどの回遊魚が優雅に泳ぐ光景を見ることが出来ます。

続いてのおススメは、新体感エリアです。こちらは生きものとの距離をぐっと近づけたことで、気温、音、においなどをリアルに感じることが出来ます。モルディブ諸島ゾーンでは、サメとエイに触ることができる国内最大級、室内型のふれあい水槽です。サメのザラザラ肌、エイのヌルヌル肌を直接触って確認できるなんて、なかなかできない体験です。子どもだけではなく大人も楽しめる、おススメのエリアです。

さらに海遊館には昼とは違い幻想的な雰囲気に変わる「夜の水族館」があることをご存知でしたか?毎日夕方5時からは館内BGMが変わり、深いまるで月明かりのような光の中を泳ぐ魚たちと海の深いブルーのコントラストはとても幻想的です。静かな館内でリラックスしながら観覧できるので、デートにもおすすめです。

海遊館では水族館の裏側が覗ける「ガイドツアー」も充実しています。飼育員しか入ることができないバックヤードを見学できたり、ガイドが分かりやすく丁寧に説明してくれるので、いつもとは違う感動や驚きに出会うことが出来ます。他にもバックヤードツアーより30分長い「プレミアムツアー」、バックヤードのみを案内する「バックヤードツアー」は飼育ウラ話に興味がある方におすすめですが、「海獣」特化型のツアーや「魚類」の見どころを選りすぐったツアーまで準備されています。通常の観覧ルート以外にも、海遊館の楽しみ方はたくさんあります。

海遊館は「ガイドツアー」の他に生きものや自然環境により深い興味を持ってもらうために、様々な「海遊館スクール」を社会教育活動の一環として行っています。中でも「おとまりスクール」は大人気です。この「おとまりスクール」のメインはサメやエイが優雅に泳ぐ「太平洋水槽」や、カマイルカが遊ぶ「タスマン海水槽」などの前で、寝袋を使って就寝することです。ジンベエザメやカマイルカが泳ぐ水槽の前で眠るなんて、一生忘れられない経験になりそうです。
そんな見どころいっぱいの海遊館に、ぜひ一度遊びに行ってみませんか。