大谷資料館の営業時間や割引など施設案内とバスツアーや周辺観光とアクセス方法

大谷資料館とは

テレビCMなどのロケ地として人気急上昇中の大谷資料館とは、大谷石の採石場跡地を博物館として整備し一般に公開されている施設です。
住所は、栃木県宇都宮市大谷町909になり、日光や栃木方面の観光や旅行のコースとしても人気が高まっています。
大谷石の採掘は、平場掘りや垣根掘りは1960年ごろまで使われていた手掘りの方法で、その後の機械堀へいたる歴史をたどれます。
大谷資料館とは、約2haの敷地に30m〜60mの深さにできた巨大地下空間でもあります。

近代的な採石は1919年〜1986年の約70年続き、現在では採石場の跡がエジプトの巨大宮殿のような神秘的な雰囲気をかもし出しています。
採石場跡地は、テレビCMやドラマでよく撮影に使われているので、この周辺の景観はじつはなじみの光景かもしれません。
大谷石がかもし出す雰囲気は実に味わい深く、古墳時代には石棺の材料としても使われていたのです。



大谷資料館の施設案内

大谷資料館の営業時間

大谷資料館 の営業時間は、夏と冬で多少の違いがあります。4月〜11月は、営業時間が9〜17時で、休館日はなく毎日開いています。
12月〜3月は、大谷資料館の営業時間は9:30〜16:30と少々短縮版となっています。12月〜3月は、火曜日が休館日となっていて、さらに年末年始の期間も休館となります。採掘場の内部は外部と比べて結構寒いので、冬場の旅行はもちろん、夏場の観光の時にも服装には気をつけましょう。

営業時間内でも、大矢資料館は閉館30分前が、最終入館時間で、4月〜11月は16:30まで、12月〜3月は16時が最終入館時間です。ただし、見学の所要時間は1時間はほしいところなので、営業時間をホームページなどでチェックして余裕をもっていきたいところです。また、臨時に休館日が設けられたり空いている時間が変更になることがあるので、やはり事前にホームページなどで最新情報をチェックしておくと安心です。

大谷資料館の入館料金や割引

大谷資料館は、入館料金が大人800円、小中学生400円などとなっています。年間パスポートなどのラインナップは今のところないので、割引がないと思っている人は少なくないようです。
20名以上の団体に対しては、団体割引のサービスを提供しています。さらに、栃木パスポートで割引になるなど、地域密着型のサービスも探せばあります。
ちなみに、大谷資料館は以前、JAFの会員割引があったのですが、契約期間が終了した現在はサービスも終了となっています。インターネットでは、お得になる情報が飛び交っている状況ですが、情報が古くなっている場合もあるので、公式サイトなどで最新情報をチェックするのがベストな方法です。

ロケや撮影地としても有名な大谷資料館

大谷資料館は、旅行や観光地としてだけではなく、テレビCMやドラマのロケ地としてもとても有名です。
こちらはGLAYの公式チャンネルで公開されているPV動画です。

以前は、マツダやベンツのCMの撮影に使われた実績もあり、大谷石のもつ高級感を効果的に使い、高品質をアピールすることにも打ってつけだったようです。
大矢資料館は、仮面ライダーのロケ地として使われたことでも有名で、ロケ地めぐりのツアー客が連日のように訪れています。
ウルトラマンの撮影にも使われたこともあり、特撮物関係者ご用達のようになっています。
ロケ地としての大矢資料館は、栃木県フィルムコミッションもサポートしています。
『るろうに剣心』など映画の撮影に使われた実績もあり、神秘的な雰囲気を演出するのに、またとない貴重な場所となっているのです。



大谷資料館へのアクセス

大谷資料館へのアクセスは、JR宇都宮駅から関東バス「大谷・立岩」行きに乗ればOKです。バスに30分ほどゆられ「資料館入口」停で下車してから、徒歩5分ほどの場所にあります。
自分の車でドライブしてアクセスするには、東北自動車道・鹿沼ICで降りて、さらに約13km、所要時間にして約20分走らせます。東北自動車道は宇都宮ICで降りるルートもあり、こちらもさらに20分ほど走れば到着します。
大谷資料館の住所は、栃木県大谷町909という場所で、アクセスには少々不便な場所にあり、カーナビで住所を入力すると却ってわかりにくくなります。カーナビを利用する場合は、大谷資料館と施設名で入力するのが正解で、はじめての旅行者でも現地まで楽々アクセスできるでしょう。

大谷資料館へのバスツアー

大谷資料館は今や、バスツアーが次々とやってくるほどの人気観光地と化しています。JTBや阪急旅行社など、大小の旅行会社が力を入れているようで、テレビCMやドラマの聖地めぐりにも打ってつけなのです。
大谷資料館をめぐるバスツアーは、東京発の場合、日帰りコースがとくに人気があります。栃木発なら半日コースも可能で、当日分でも空きがあれば参加可能でしょう。
※バスツアーについてはこちら=≪バスツアー/テーマのある旅特集≫クラブツーリズムお勧めツアーこちら!

大谷資料館をめぐるバスツアーは、大谷石のすべてがわかるということで、さながら大人の社会科見学のような趣をなしています。日帰りバスツアーでは、現地の滞在時間が1時間程度のコースもあるようですが、映画やドラマの場面を想像し感動に浸れます。



大谷資料館周辺の観光

大谷資料館の周辺には、立ち寄りたい観光スポットがそこかしこにあります。大谷景観公園は320mほど離れた場所にあり、資料から徒歩でアクセスできます。公園内では、大谷石からなる断崖が見どころとなっています。
大谷資料館の周辺エリアでは、大谷寺大谷観音も訪れたい場所です。

日本最古の石崖仏とされる千手観音像は一見の価値があります。資料館から600m離れた場所にある、平和観音もいいお顔をしていると人気の観光スポットとなっています。

また、大谷資料館を見学した後は、周辺の食堂で大谷そばなどのご当地グルメに舌鼓を打つのも、観光のお楽しみのひとつです。周辺エリアでは、宇都宮動物園へ足を延ばし、かわいらしい動物たちに癒されるのも一興です。

大谷資料館周辺のランチ

大谷資料館には、隣にカフェ兼土産物店があって、ランチをとることもできます。
店名は「ROCKSIDE MARKET」といい、内装も洒落ていて、散策で疲れた体をランチでエネルギー補給することができます。
大谷資料館は、周辺のレストランや食堂で、大谷そばなどご当地グルメでランチをとることもできます。2018年4月には、「大谷まるだいレストハウス」を改装した「The Standard Bakers」というベーカリーレストランが開店の運びとなり、地元でも評判になっています。
大谷資料館を見学したあとで、宇都宮市街へ戻ってランチというもの趣あります。名物の宇都宮ギョーザなどのご当地グルメでも、観光を堪能することができます。