ムーンライトながらの運転日や座席と空席情報

ムーンライトながらとは

JRムーンライトながらとは、東京-大垣間を6時間あまりで結ぶ夜行快速列車のことです。
その前身であった夜行列車は毎日運行していましたが、新生「ムーンライトながら」は、春休みや夏休みに期間限定で運行される臨時列車になっています。
ですからJRのサイトで検索しても通常路線と違い、「臨時列車」としての扱いで表示されます。
ムーンライトの座席は全席指定になっていて、乗車には乗車券にプラスして、座席指定券520円もあらかじめ必要です。なお、座席指定券は、閑散期には320円に減額されます。
ちなみに、大垣-大阪間は普通でも約2時間でアクセスできます。上手に乗り継げば、大垣についた日の夜に九州に到達可能です。ムーンライトながらとは、リーズナブルトラベルの時間節約術としても活用されている列車なのです。



ムーンライトながらの運転日

臨時列車となって以来、ムーンライトながらの運転日はイベント列車のように、期間限定のレア度満点の列車と化しています。
夏休みや春休みなど、人がたくさん乗りそうな時期のみを狙った限定運行が功を奏しているといえるでしょう。
ムーンライトながらの運転日には、東京駅と大垣駅それぞれ深夜に出発し、翌日の早朝に周釈駅に着くダイヤで運行されます。たとえば、東京発23:10で大垣着は翌日の5:50、大垣発22:49で東京駅着は翌日の5:05といった具合です。
現在、座席は全席指定で乗車にはあらかじめの予約が必要です。休日はとくに予約が集中するので、ムーンライトながらの運転日にあわせて早めの予約がコツです。



ムーンライトながらの座席表

JRムーンライトながらの座席表は、特急「踊り子」との共通点を指摘する声は多々あります。それもそのはずで、同じ185系の車両を使っているので、まるで深夜に「踊り子」が走っているような錯覚に陥ってしまうかもしれません。
ムーンライトながらの座席表をみると、真ん中に通路があり左右に2席ずつ進行方向に向けて並んだレイアウトです。座席はリクライニングになっていて、特急列車並みのゆったり感が売りです。
前述していますが、ムーンライトながら乗車には、乗車券と座席指定券が必要です。寝台列車とは異なる、夜行バスのようなノリで、いわば昭和の夜行列車の旅情にもひたれます。



ムーンライトながらの空席状況

JRムーンライトながらの空席状況は、インターネットで「JR Cyber Station」で簡単にチェックできます。まだ余裕があると思っていたら、すぐに席が埋まってしまうことはままあるので、予約は本当に先手必勝です。
10両編成とはいえ、ムーンライトながらの空席状況は、185系のゆったりのレイアウトなので、席の埋まり方は早いほうです。ラッシュアワーには大混雑する普通列車とは、わけが違います。
空席状況は、運転期間中のとくに休日は本当に絶望的な状態になることが多いといいます。人気度を考えると、早め早めの予約がおすすめです。
予約はJRの駅やJRの乗車券取り扱いの旅行会社に行って、そこで指定券を買うことになります。
また、JR東日本がやっている「えきねっと」でも指定席の予約はできます。

2017年〜2018年の冬季分の運行スケジュールですが、JRによって「青春18きっぷの2017年冬季の発売期間と利用期間について」ということで発表されています。

冬季 発売・利用期間
発売期間:2017年12月1日~12月31日
利用期間:2017年12月10日~2018年1月10日

えきネットの指定席予約は、乗車予定日の約一ヵ月前からになりますが、いくつかのメニューによって事前受付期間が適用される場合もあります。詳細は公式ページでご確認の上、予約してください=詳細リンク