常磐線の路線や時刻表と料金表

常磐線の路線

常磐線は東京都の日暮里駅から千葉〜茨木〜福島を経由して宮城県の岩沼駅までを結ぶJR東日本の路線です。
ただ、日暮里〜岩沼を一気に走り抜ける列車は今はありません。JR常磐線の路線は現在、竜田-小高間が不通状態になっているのです。東日本大震災の影響です。
不通区間は代行バスが運行されていますが、列車と接続しているわけではありません。
そのため、常磐線の時刻表は、2パートに分かれて掲載されています。これは本来1つの路線であったのが、不通区間によって隔てられたのが原因です。

常磐線の時刻表

常磐線各駅の時刻表は、「えきから時刻表」の「JR常磐線」ページが便利です。
上野〜日暮里〜三河島と、停車駅が順に記されていて、それぞれ「上り」「下り」の時刻表が掲載されています。
※えきから時刻表の常磐線を見る=リンク



上野-いわき間は普通列車に加え、特急「ひたち」「ときわ」が運行されています。
常磐線の時刻表では、仙台-小高間は営業キロが短めで少々さびしい印象ですが、復興への思いはとくに強い地域です。現在、仙台-小高間は直通はなく、途中の原ノ町で乗り換えることになります。

常磐線の時刻表は分断状態が続いていますが、2019年には富岡-浪江が開通するなど、復興への努力はたゆまず続いています。課題はまだまだ山積みですが、いつの日か上野から仙台まで1本でつながり、本来の姿を取り戻してこそ復興が目に見えて実感できるかもしれません。



常磐線の料金表

JR常磐線の料金ですが、「ひたち」や「ときわ」の特急料金(普通車指定席)の一覧表は以下になっています。※( )は子供料金

営業キロ50キロまで100キロまで150キロまで200キロまで300キロまで
指定席特急料金事前料金750円(370円)1,000円(500円)1,550円(770円)2,200円(1,100円)2,500円(1,250円)
車内料金1,010円(500円)1,260円(630円)1,810円(900円)2,460円(1,230円)2,760円(1,380円)
「えきねっとチケットレスサービス」-「えきねっとチケットレス割引」適用後の料金-650円(320円)900円(450円)1,450円(720円)2,100円(1,050円)2,400円(1,200円)

「えきねっとトクだ値(乗車券つき)」 主な駅の料金表はこちらをご覧ください。
※普通車の特急券を車内でお買い求めの場合の料金は、駅で購入する特急料金(事前料金)に260円(おとな料金)を追加した車内料金となります。※「えきねっとチケットレスサービス」は、キャンペーン等により上記と異なる料金となる場合があります。

また、特急ではなく、近距離切符の運賃表の検索はこちらからできます=リンク



JR常磐線の料金表は、『時刻表』で調べたりインターネットでは公式の「えきねっと」、ジョルダンなどの乗換案内サイトも便利な調査媒体で、IC運賃も調べることができます。常磐線にはグリーン車を接続した列車もあり、乗車には乗車券とグリーン券が必要です。
常磐線の料金表によると、グリーン料金は事前購入と比較して車内購入のほうが高くなっています。また、ホリデー料金は、平日料金と比較して200円オフになり多少お得です。
常磐線の料金表では、グリーン車は「えきねっとチケットレスサービス」利用で、さらにお得になることも読み取れます。スマホのアプリを使っている人は、そもそもグリーン券のプリントアウトさえ不要になるわけで、お手軽さでも有利になります。
特急は「ひたち」と「ときわ」があり、上野を越え東京・品川に停車する列車もあります。常磐線の料金表によると、いわきからは上野・東京・品川は同一料金で大人1人6170円です。

常磐線の特急の停車駅

JR常磐線の特急の停車駅は、「ひたち」「ときわ」で違いがあります。簡単にいえば、「ひたち」のほうが停車駅が少なく営業キロも長いということです。「ひたち」「ときわ」の停車駅を見比べてみる=リンク
常磐線の特急の停車駅をみると、「ひたち」は上野-水戸間がいきなりノンストップで、たまに土浦に停車する特急があります。水戸以北は、勝田、日立、高萩、勿来、泉、湯本、いわきが停車駅です。
常磐線の特急の停車駅は「ときわ」の場合、急行に近いダイヤとなっています。柏、土浦、友部など「ひたち」が停車しない駅にも停車し、水戸を経由して最大で勝田止まりです。
常磐線の特急の停車駅は、ダイヤ改正によって東京・品川へも伸びている格好になっています。上野はもはや途中駅と化した現実をみるに隔世の感がありますが、どちらかといえば地味なイメージの常磐線が、お洒落な東京・品川にも列車1本で直行できるようになり多少のイメチェンにつながっているように見受けられます。