新宿御苑のアクセス
新宿御苑へのアクセスには、東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅がベストな最寄り駅です。駅1番出口から、徒歩5分ほどで到着します。
新宿御苑からは少々離れますが、「新宿三丁目」駅からアクセスする方法もあります。東京メトロでは丸の内線・副都心線、都営浅草線が乗り入れています。新宿三丁目は、C1番出口やE5番出口が最寄りですが、駅構内は階段があったり迷路のようになっていたりして、目指す出口にたどり着くこと自体がチャレンジかもしれません。
JRや小田急の新宿駅からも、新宿御苑へ楽々アクセスができ、こちらは迷うことはないでしょう。新宿駅南口から新宿高校の横を通り、約10分でアクセスできます。
新宿御苑駅
東京メトロ丸ノ内線・新宿御苑駅は、新宿御苑の最寄り駅として超有名で、駅番号はM10が割り振られています。昼間は閑散とすることが多いのですが、春の桜シーズンには大勢の花見客でごった返すのが風物詩となっています。
新宿御苑駅は相対式ホームで、両ホームは約20mたがい違いになっています。反対側のホームへ行くには、地下通路をくぐって連絡できます。駅の両隣りが新宿三丁目と四谷三丁目で、三丁目つながりでホームを間違える人がたまにいるので、割と重宝がられている施設です。
新宿御苑駅の周辺は企業が多く、普段はスーツ姿が目立つ地味な駅です。ちなみに、トイレは池袋方面側のホーム端に1ヶ所あります。
▼新宿御苑前駅から新宿御苑新宿門への行き方▼
新宿御苑で桜や紅葉を愛でる
新宿御苑は、桜や紅葉の名所としても有名です。いわば園全体が樹木の博物館のようになっていて、ビルが立ち並ぶエリアにあって四季折々の花々が楽しめる東京のグリーンスポットでもあります。
新宿御苑といえば桜ということで、春先は大勢の花見客でにぎわいます。「日本さくら名所100選」に入っているほどですが、ソメイヨシノのほかにも1月のカンザクラ、秋のヒヤマザクラも風情があります。
新宿御苑の紅葉は、例年10月のハナミズキの紅葉に始まりメタセコイヤも見事、木々が次々と色づいていき、モミジ山でフィナーレを迎えます。紅葉も目の覚めるような美しさで、たとえれば夕焼け色に染まる木立は、春とはまた違った魅力があります。
新宿御苑の地図
新宿御苑には約1万本の樹木が生育し、都心で四季折々の風情が感じられ人気の観光スポットです。敷地は本当に広大なので、地図をインターネットでダウンロードしたり、案内板で確認したりすると安心して散策できます。
新宿御苑は地図によると、広さが約58ha、周囲が約3.5kmとかなりの存在感があります。わかりやすい場所ですが、地図でみて、明治神宮などと混同しないよう要確認です。
新宿御苑は、プラタナス並木が見事な「フランス式整形庭園」、ユリノキや広々の芝生が美しい「イギリス風景式庭園」などが人気で、地図で確認してじっくり干渉する価値があります。「母と子の森」は、東京のど真ん中で里山をほうふつさせてくれます。
新宿御苑のガイドブック
都心にあって、多くの人に愛される新宿御苑にも歴史があります。かつては、殖産の振興を目的とした「内藤新宿試験場」として使われていた時代もあります。そういった新宿御苑の歴史を知りたいのならば、ずばり「新宿御苑」という本があります。東京都公園協会や郷学舎から書籍をよく出版している金井利彦さんが著したもので、この公園が経てきた「4つの時代」がたどれます。
また、新宿御苑の散策や写真撮影に役立つガイドブックということでしたら、「新宿御苑の四季 撮影・散策ガイド」がおすすめです。日本カメラ社からリリースされている木村正博さんのムックになります。新宿御苑の基本的な利用案内(information)はもちろん、春夏秋冬それぞれの見どころや写しどころがガイドされています。またギャラリー風に掲載された「四季花景」の写真も楽しめます。