寝台列車

東京発の寝台列車

東京発の寝台列車でレギュラー運行は、現在2系統のみです。
サンライズ出雲は東京22:21発、サンライズ瀬戸は東京22:00発で、路線は西へ伸びています。
東京発の寝台列車といえば、20世紀後半はブルートレインの全盛期で、東京-西鹿児島(現鹿児島中央)間の「富士」は、日本最長を誇っていたものです。東京から北海道へ鉄路でつながっていた「北斗星」「カシオペア」はもはや伝説で、ラストランには多くの鉄道ファンが別れを惜しんでいました。
JRの寝台列車は現在、高級志向一色のようで、東京発では「トランスイート四季島」が運行されています。運賃は高根の花ですが、発売即完売になるほどの大人気路線なのです。

大阪発の寝台列車

大阪発着の寝台列車と聞くと、「日本海」をあげる人は多いことでしょう。大阪-青森間、JRとなってからは北海道まで路線が伸び、20世紀後半に40年以上走り続けた寝台列車なのです。
現在、レギュラーで運行している寝台列車は2系統のみです。下り列車は関西人の目には普通の特急と変わりませんが、大阪発の上りは、サンライズ出雲が22:29、サンライズ瀬戸が00:34発なので、東京方面へベッド付きで移動したい人にはおあつらえ向きです。
大阪発の寝台列車で最近評判が高まっているのが、トワイライトエクスプレス瑞風です。運行はイレギュラーで超高額の運賃にかかわらず、発売即完売になるほどの人気を集めているのです。