鳥取自動車道の料金と制限速度や雪対策について

  • 2018年2月11日
  • 2018年2月11日
  • 車/道路
  • 1195view

鳥取自動車道は、佐用インターで中国自動車道から接続し、兵庫県〜岡山県〜鳥取県を通り、鳥取インターにて山陰自動車道につながる自動車専用道路です。高速道路と呼ぶ人もいますが、料金は無料で、最高時速は70キロ。場所によっては40キロのところもあり、NEXCO西日本が作っている全国版高速道路地図では自動車専用道路として扱われています(建設時は高速道)。

鳥取自動車道の制限速度一覧表

区間車線
上下線=上り線+下り線
最高速度
鳥取自動車道高速自動車国道佐用JCT – 佐用TB4=2+240km/h
佐用TB – 西粟倉IC2=1+1
(暫定2車線)
70km/h
志戸坂峠道路自動車専用道路西粟倉IC – 坂根60km/h
一般道路坂根 – 駒帰
(志戸坂トンネル)
2=1+150km/h
自動車専用道路駒帰 – 智頭南IC2=1+1
(暫定2車線)
60km/h
智頭南IC – 智頭IC70km/h
鳥取自動車道高速自動車国道智頭IC – 鳥取IC

料金:鳥取市内にある鳥取道の終点「鳥取IC」から、中国自動車道と連結する「佐用JCT」まで総距離62.3kmの区間=無料

「無料なのに早い」と評判

鳥取自動車道の開通は2013年の3月です。
「鳥取市内⇔中国自動車道経由=大阪」の所要時間が、この開通で約50分ほど短縮することになり、地元からは「タダなのに早い!」と評判になりました。

鳥取自動車道は雪に強い?弱い?

鳥取自動車道は瀬戸内海側から山越えをして日本海側へ抜ける自動車道です。
山越えによって、県境付近の標高は433.7メートルですから、当然、雪が不安視されます。
それに対して効果が期待されるのが、鳥取自動車道のトンネルです。
鳥取自動車道のトンネルは、全部で34箇所、最もながいところは用瀬第二トンネルで、2827メートル、3キロ近くあります。そして、34箇所のトンネルの長さを全部足すと、29,198メートルにもなります。約30キロほどですから、総延長62.3kmのうち、約半分近くがトンネルということになります。
北陸新幹線の場合も、「豪雪地帯と通る新幹線」ということで、その約半分近く(44%)がトンネル化されており、そのため、在来線が軒並運休というときでも平気で運行しています。
それに習えば、鳥取自動車道もそれなりに雪に強い、といえます。

チェーン着脱場

ただ、相手は自然ですから、いざという時のために、サービスエリアやパーキングエリアを含め、チェーン着脱場が7箇所も設置されています。
※以下は国土交通表鳥取河川国道事務所の鳥取道チェーン着脱場MAPになります。

ライブカメラで雪や混雑などの情報を見る

リアルタイムの道路状況を知りたい時には、日本道路交通情報センターに電話をすれば教えてくれます。

鳥取情報の電話番号はこちらです= 050-3369-6631

また、今では道路に設置されたライブカメラでもリアルタイムで道路の状況がモニターできます。
鳥取県道路企画課がインタネットで「とっとり雪みちNAVI」というページにてリリースしています。
以下はそのページのキャプター画像です。