【絶景】青ヶ島の場所はどこ?あまり知られていない行き方や宿泊・観光情報

青ヶ島の場所はどこなの?

青ヶ島は・・・・東京都です。
周囲9kmほど、伊豆諸島の最南端にある孤島で、最寄りの八丈島からさらに約70km南下した場所にあって、文字通りの絶海の孤島ですが、れっきとした東京都なのです。

※google mapより
青ヶ島は、二重のカルデラをもった構造になっていて、世界でも珍しい複式火山なのです。島のやや南の場所に内輪山・丸山があり、島の周囲を縁取るように外輪山が取り囲んでいます。
青ヶ島で最後に噴火があったのは18世紀終わりに発生した、天明の大噴火で、丸山には大噴火をしのばせる場所があります。現在でも、池之沢噴気孔群からは噴気が上がり続けています。現在は、イシダイなど大物の魚が一年中釣れると評判になり、釣りファンに大人気の場所として知られています。

青ヶ島への行き方

青ヶ島への行き方は、八丈島を基点に船かヘリコプターを利用するのが超定番となっています。八丈島からの所要時間は、船の「あおがしま丸」で3時間弱、ヘリコプターでは約20分です。
青ヶ島へ船で行くと、島南端の三宝港に着きます。

民宿がある島中心部は北側の岡部地区にあり、行き方は簡単で、予約すれば港から民宿まで送迎を手配することができますが、からの所要時間は徒歩40分ほどかかります。ヘリコプターは岡部地区に発着するので、すぐに移動できます。
ちなみに、行きをヘリコプターで帰りを船にする行き方で、八丈島から日帰りステイが可能になります。青ヶ島の滞在時間は4時間弱になりますが、観光スポットをひと通り回るには十分です。

青ヶ島を観光するには

青ヶ島は、ジオパーク感覚で観光できる絶海の孤島です。島全体が二重のカルデラ構造をなし、内輪山・丸山の池之沢噴気孔群など見どころ満載の島です。
青ヶ島の宿泊先は、たいてい岡部地区の民宿となりますが、島最高峰・大凸部(423m)は各民宿から30〜40分の場所です。360度のパノラマ・尾山展望公園、東台所神社も定番の観光スポットで、3ヶ所を徒歩でめぐると所要時間は2時間程度です。
青ヶ島は徒歩だけで十分に観光できる島ですが、アップダウンが多いので、カルデラの形状を徒歩でトレースする格好になります。島にタクシーはなく、体力を温存したい向きには、レンタカーまたは民宿で車を貸してもらうのがおすすめです。
以下は青ヶ島のドローンによる空撮動画です。ヘリコプターでの到着シーンも収録されています。全体像がつかみやすいと思います。

青ヶ島の宿泊事情

青ヶ島では、宿泊施設として6軒の民宿が営業しています。あおがしま屋、あじさい荘。御宿為朝、杉の沢、ビジネス宿中里、マツミ荘と、3食付きが基本で、いずれも島中心の岡部地区にあります。予約すれば、ご当地グルメ・島寿司を注文することができます。


青ヶ島へ「あおがしま丸」でアクセスすると、島南端の三宝島へ着きます。宿泊し施設がある岡部地区まで徒歩40分ほどかかりますが、民宿に予約すれば送迎してくれます。
青ヶ島では、役場で申し込みをすればキャンプ場に宿泊することができます。利用料金は無料ですが飲み水はないので、自分たちで必要なだけの水を持ち込むか、役場へ容器を持参して水を分けてもらう必要があります。