嵯峨野・竹林の道へのアクセスや京都駅からの所要時間や駐車場事情とライトアップ営業時間



嵯峨野・竹林の道

京都観光といえば、清水寺や金閣寺などが真っ先に思い浮かぶことでしょう。そして、実際、最初の京都旅行ではそういった人気スポットを回ることで手一杯かもしれません。
でも、2度め、3度めの京都旅行ともなれば、もっと小さな名所にも「絶景」が潜んでいることに気がつくはずです。
ここ、京都の嵯峨野・嵐山にも天龍寺や嵐山公園など、いくつもの観光スポットがありますが、竹林の道の風情に寄せられて訪れる人も少なくありません。
空を覆うほど背の高い竹林が約300mほど続く小道は竹のトンネルのようで、TVドラマや映画でよくロケに使われます。
距離にして300メートルほどですから、ゆっくり歩いても所要時間は数分ですが、京都市の歴史的風土特別地区に指定された名所でもあります。また、ゴールデンウィークや夏休み、紅葉やライトアップなど混雑シーズンは、みんなのろのろと歩くので、そう長くない小径ながら所要時間が15分〜20分かかることもあります。それを避けるには早朝の散策を狙うのがよいかもしれません。
嵯峨野・竹林の道は、野宮神社〜天竜寺の北側〜大河内山荘庭園を結ぶ散策コースとして定番のルートにもなっており、木漏れ日の中を散策するのが人気ですが、夕暮れ時も幻想的になり心が洗われるようになります。



「竹林の道」を英語では?

「竹林の道」を外国の方に英語の紹介するにはなんと言えばよいのでしょうか。「竹」=「bamboo」で、「道」=「road」だから「bamboo road」? チョット違います。「道」を「Path(生け垣などに囲まれた細道)」と言い換えて、「Path of Bamboo」というのがスマートです。「road」を使いたい場合には、「Bamboo Grove Road」と言えばよいでしょう。


嵯峨野・竹林の道は、雨になると昼間でもほの暗い感じになります。まして夜は観光にあまり向いていませんが、12月の嵐山花灯路というイベントでは竹林がライトアップされ、闇に浮かぶ幽玄の美に誘います。

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竹林の道へのアクセス

嵯峨野・竹林の道は、嵐電・嵐山駅が最寄り駅です。嵐山駅からは、徒歩5分ほどでアクセスできます。
嵯峨野・竹林の道は、JR嵯峨野線・JR嵯峨嵐山駅からアクセスする方法もあり、嵯峨嵐山駅から野宮神社までの所要時間は約12分です。JR京都-嵯峨嵐山間の所要時間は、普通で約15分、快速で約10分です。

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京都駅から竹林の道へのアクセス

京都駅から竹林の道へ行くには、バスでのアクセスも便利です。
京都駅から市バス28系統で、嵐山公園で下車すれば歩いてすぐです。所要時間ですが、京都駅-嵐山公園間の所要時間は、渋滞などで変動しますが、40〜50分が目安です。
嵯峨野・竹林の道へ車でアクセスする場合、近隣の駐車場を利用するよりほかはありません。近場では、大河内山荘庭園は20台分、天竜寺の120台分の駐車場の料金は1回1000円です。

竹林の道周辺の駐車場

竹林の道へのアクセスとして「自家用車で」という方もいるかもしれません。竹林の道は徒歩専用ですから、車はどこかに止めなければいけませんが、公式の駐車場は設営されていません。少し歩きますが、天龍寺付近のコインパーキングや渡月橋付近の有料駐車場の利用になります。

嵯峨野・竹林の道の営業時間って?

嵯峨野・竹林の道は散策自由の小道なので、営業時間はとくに決まっていません。ただ、木漏れ日が差し込む昼間と違い、夜間は真っ暗闇になるので、実質的な営業時間は日中ということになります。

嵯峨野・竹林の道に沿って、野宮神社などの観光スポットが点在しています。
参拝は自由ですが、たとえば野宮神社の社務所は9〜17時が受付時間です。大河内山荘庭園も年中無休ですが、営業時間は9〜17時です。
嵯峨野・竹林の道は、夜間でも嵐山花灯路などのイベントで、期間限定でライトアップされることがあります。
営業時間が延長されたような格好になり、昼間とはまた違った幻想的な光の小道をそぞろ歩くことができます。

竹林の道・夜のライトアップ

嵯峨野・竹林の道は、うっそうと茂った竹林を木漏れ日のもと散策するのが超定番です。街灯がないので夜間は真っ暗で、夜や冬は打って変わって人通りがグッと少なくなります。
嵯峨野・竹林の道は、夜や冬でも期間限定で輝きを放つことがあります。2005年に始まった「京都・嵐山花灯路」というイベントでは竹林の両側がライトアップされ、幽能舞台のような幽玄の光のページェントとなります。
このライトアップの期間はその年によっても異なりますが、だいたい12月の上旬から中旬にかけての十日間ほどの期間になります。点灯時間が午後の5時から8時半が通例となっています。


嵯峨野・竹林の道は街灯がないので、通常の夜や、日が落ちるのが早い冬はさびしい印象を持つ人は多いようです。それが、京都・嵐山花灯路の期間中、灯火がゆらめく幻想的な夜の竹林に早変わり。冬の風物詩として定着しています。

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