富士急ハイランドの行き方や遊び方と混雑予想

富士急ハイランド

富士急ハイランドは、富士山麓北部にある関東地方を代表する遊園地の一つです。特徴は、絶叫マシンが充実している事と、乗り物に乗りながら目の前にそびえる富士山を間近で見ることが出来る点です。その他、近年ではイルミネーションスポットとして人気上昇中です。そして、交通アクセス的にも電車・車(バス込)での交通環境が良くて意外とすぐ行くことができるため、都心からはだいぶ離れた位置にありますが首都圏の人達からも人気が高い、日本を代表する遊園地です。

富士急ハイランドの営業案内

富士急ハイランドは、富士急行グループの(株)富士急ハイランドという会社が運営する、山梨県の富士吉田市と富士河口湖町にまたがる遊園地です。
東京郊外の遊園地としては西武園ゆうえんちやよみうりランドと比べて遠い位置にありますが、交通アクセスに恵まれているほか素晴らしい特長をいくつか持っているため、首都圏からの来場者も多いことで有名です。
休園日は一定ではなく、その年によって変わります。営業時間も予告なく変更されることがありますから、その都度サイトで確認すると安心です。
入園料は、大人・中高生・小人の3種類で金額が設定されています。こちらにそれぞれのフリーパスをセットして利用するのが一般的でしょう。

いくつかある特長の中で最も全国的に有名なのが絶叫マシンの宝庫であるということです。具体的には、これまで「FUJIYAMA」「高飛車」「ええじゃないか」など多数の画期的絶叫マシンを開発し、その度にメディアで大きく取り上げられてきたほか、テレビのロケが行われてきました。
また現状の人気に満足することなく新しいアトラクションを次々に開発する攻めの姿勢を決して崩さず、数年に一度のペースで新たな新絶叫マシンを開発・オープンさせ続けています。

次に富士山のすぐ近くにあるというのも大きな特長で、富士急ハイランドと富士山の頂上との直線距離はわずか15km程度です。
そのため、南側の視界から開けている天気のいい日であれば、園内の至るところから美しい富士山を間近で見ることが出来ますので、園内で富士山を見ながらの飲食は最高です。そして、アトラクションに乗りながら高い位置で見る富士山はもっと最高だと評判です。
また、イルミネーションスポットとしても近年有名で、園内の南部には「リサとガスパールタウン」という無料で入場できるエリアがあります。このエリアにはクリスマスの時期にLEDライトが施されてエリア全体がイルミネーション街となり、その美しさも圧巻のため、来場者はもちろん、近隣住民の間でも話題の場所です。

富士急ハイランドのチケット情報

富士急ハイランドは、「リサとガスパールタウン」にて飲食をしたりイルミネーションを見たりすることは無料ですが、その他のエリアに入る場合は乗り物に乗らなくても入園料が必要となります。
そして乗り物に乗りたい場合は、入場料を含んだ形でフリーパス(1日分と2日分)、15時から利用可能なナイトフリーパス、年間フリーパスといったものが販売されています。その他、待ち時間なしで有名な絶叫マシンに乗りたい人に向けて「絶叫優先券」という優先チケットをWEB上にて販売しています。このチケットをあらかじめ購入してから来園すると、行列を横目に、専用の入り口に行って基本的にほぼ待ち時間なしでスムーズに絶叫マシンに乗ることが出来ます。

富士急ハイランドへのアクセス

富士急ハイランドは、電車・車・バスそれぞれからのアクセス環境が良いのが魅力です。
まず電車で来る場合は新宿起点で言うと新宿駅から特急または在来線で山梨県東部の大月駅まで乗り換えなしで来られます。
また逆方面の山梨・長野方面からでも、一番遠いところで言うと松本駅から特急にて大月駅に乗り換えなしで来ることができます。
大月駅からは富士急行に乗り換えて最短約50分で入口そばにある富士急ハイランド駅まで到着します。
なお、土日を中心に新宿駅から乗り換えなしで富士急ハイランド駅まで来られる特急も一部あります。
その他、大月駅から乗る富士急行線の電車に関しては、普通列車のほか特急券が必要な観光列車もあり、そういった観光列車も人気です。
ちなみに大月駅までの所要時間としては特急を利用した場合、まず都心からだと新宿駅から約1時間で八王子駅からはわずか30分程度です。
山梨・長野面からでいうと松本駅から最短2時間弱、甲府駅からは約30分です。

続いて車やバスで来る場合は、都心からの場合、中央自動車道路に乗って大月JCTまでやってきて、そこから南下して河口湖ICで降りるとすぐそばに現地があります。
都心方面からでなく山梨・長野方面から来る場合も同様に、中央自動車道を通って大月JCTから道を南下する形になります。
その他、遠方から飛行機でやってくる場合は羽田空港から電車で新宿駅まで行き、そこから電車に乗る形が基本です。
もしくは、週末でしたら成田空港から河口湖駅行きの成田エクスプレスに乗って富士急ハイランド駅まで乗り換えなしで来ることも可能です。

富士急ハイランドの混雑予想

富士急ハイランドは、夏場が富士山観光の最盛期という事もあって、1年の中では7月と8月が最も混んでいる傾向で、特に学生が夏休みに入る7月下旬から8月いっぱいまでは平日でも相当の混雑が予想されます。
さらに9月に入っても、まだ富士山が山開き中の9月上旬やシルバーウイークと呼ばれる大型連休になる年もある中旬から下旬にかけても大混雑が起こる可能性があります。そのため、混雑を避けたい場合は夏場を避けることをおすすめしますが、晩秋や早春もだいぶ寒いため、ある程度暖かくて混雑しにくい傾向の時期として6月・10月あたりがおすすめの時期です。