袋田の滝のアクセスや見どころ、「凍結」チェックができるライブカメラ

袋田の滝のアクセス

袋田の滝は、鉄道・バスでアクセスするのが一般的で、最寄り駅はJR水郡線の袋田駅と常陸大子駅のふたつになります。
東京方面からならばまず水戸駅を目指します。水戸駅からの所要時間は、袋田のほうが1時間10分、常陸大子のほうは1時間15分ほどで、駅からは路線バスを利用します。
JR袋田駅からのアクセスには、袋田の滝方面へは茨城交通バスが路線バスを運行しています。袋田駅から最寄りの「滝本」バス停までは約10分の所要時間で、滝本で降りてから滝までは約10分で着きます。
袋田の滝へ車でアクセスするには、常磐自動車道の那珂ICでおります。那珂ICからはしだいに山道に入り、滝入り口まで40km弱の距離です。



袋田の滝の見どころ

袋田の滝は巨大な景観なので、いろいろな角度から楽しむことができます。

袋田の滝で、「観瀑トンネル」を通ってエレベーターで上がると、「第2観瀑台」が最初の観光スポットとなります。デッキからは滝全体を眺めることができ、雪解けの春はとくに水量が多くなって見ごたえ満点です。
袋田の滝で「第1観瀑台」は、滝を間近で見物できる観光スポットです。4段状の岩肌を水が勢いよく流れる様は大迫力で、体に水しぶきを浴びてでも間近で観賞する価値があります。吊り橋からは、滝を横方向から眺める格好になります。

袋田の滝は紅葉の名所としても有名で、紅葉と滝とのコラボで大人気の観光スポットです。冬のライトアップも圧巻で、滝の水量によって光の見え方が変わり、時がたつのも忘れてしまいそうな美しさで評判です。



袋田の滝の凍結

袋田の滝は、冬季にはよく凍結します。高さ120m・滝幅73mの巨大な滝が凍りついた様は、滝全体が真っ白になり神秘的といえる光景に、つい絵筆を取りたくなりそうです。
袋田の滝が凍結した様は、「氷瀑」と呼ばれます。太子町が設置したライブカメラで、氷瀑もネット中継されます。大自然が織りなす造形美は、見ている間だけでも心洗われる癒しタイムとなりそうです。
▼1月27日、ほぼ完全凍結です▼

袋田の滝が100%凍ると「完全凍結」といい、最近では2012年に6年ぶりに完全凍結が実現されています。2018年の爆弾低気圧では、9割強でもう一息という観測結果です。反対に、暖冬の年はほとんど凍らないわけで、気候の変化センサーともいえるかもしれません。



袋田の滝のライブカメラ

袋田の滝がよく見える場所に、ライブカメラが設置されています。日本三大名瀑のひとつとして超有名なだけにアクセス数は多く、自宅で四季折々の姿を視聴でき簡単にバーチャルトリップができます。
袋田の滝のライブカメラは、太子町が設置したものです。ライブ中継が見られないという口コミもありますが、多くがJavaScriptが無効になっていたのが原因のようです。心当たりがある場合、JavaScriptをブラウザ設定で有効にすると、即視聴可能になるかもしれません。
袋田の滝は、ライブカメラの映像を追っていくと季節ごとの違った表情を観察できるでしょう。春の雪解け直後は水量が多く大迫力、冬の凍結した姿もまた趣があります。
袋田の滝の凍結具合もライブカメラでチェックできます。1月25日現在の様子だと、表層は凍結、その内側を水が流れている、という感じです(その週末にほぼ完全凍結)。