草津の温泉やスキー、見どころや観光マップと白根山の動画

草津とは

群馬県の草津は、標高1200mくらいのところにある温泉地で、明治の初めにお雇い外国人のベルツの尽力で近代化が図られたことでも知られています。夏の避暑地としても人気で、一年中観光客でにぎわっています。
草津のシンボルといえば、源泉がわきだす「湯畑」です。日がとっぷり暮れてから、湯畑の周りを湯上りに浴衣に身を包んだ男女が、下駄をカラコロ鳴らしながら歩き回る光景は、日本情緒たっぷりの風物詩となっています。もちろん民謡『草津節』の舞台でもあり、「湯もみ」など独自文化も残っていて、群馬県でも特徴のある温泉地なのです。
草津は山がちで標高も高いので、冬は本格的なスキーも楽しめます。泊まりは近くの温泉宿にすればよく、スキーと温泉とのコラボは、群馬の温泉らしい特徴でもあります。



草津温泉の特徴

草津温泉は、泉質主義を貫いていて、お湯は薄めず加熱せずが鉄則で、源泉かけ流しの鉄則が現在でも厳守されています。町の中心にある「湯畑」は温泉の源であり、草津の誇りでもあります。
そもそも、草津は江戸期にはすでに「東の大関」にランキングされていたくらい、質の高い温泉地だったのです。平成に入っても、「にっぽんの温泉100選」にランクインしています。
草津温泉に泊まるといえば、憧れの老舗旅館は風情がありますが、立ち寄り温泉スポットも点在しています。ドライブの途中に立ち寄るもよしで、旅の疲れを癒して速攻でリフレッシュできます。
草津温泉観光協会が公開している草津温泉湯滝のライブカメラが以下です。温泉街の中心に毎分4,040リットルの源泉が湧出する湯畑の様子や、その源泉が湯樋を流れ、湯滝へ落ちる様子が見られます。日暮れには、浴衣姿で下駄の音を鳴らしながら、湯けむりのゆらぎを照らすライティングも楽しめます。



草津はスキー場も有名

草津は温泉だけでなく、標高2160mの本白根山の斜面を切り開いて、草津国際スキー場が冬季限定で営業しています。スキー場のベースキャンプとしての天狗山レストハウスは、ほとんど温泉地の続きにあるような位置関係にあるので、滑り続けて疲れたら温泉でちょっとリフレッシュという使い方も可能です。
草津国際スキー場は、高低差が926mあります。全長8kmの本格的なコースが完備されていて、初心者から上級者まで技量に応じて楽しめるのがうれしいポイントです。
また、草津国際スキー場は、スノーボードもOKとなっています。スノボは全面滑走可であり、温泉と組み合わせてウィンタースポーツも同時に楽しめるのが最大のメリットにあげられます。

草津白根山

草津白根山も草津観光とセットとなっていると言っていよいでしょう。
白根山といえば、標高2,160mの活火山ですが、通常は湯釜の近くまで見物に行けます。そして「白根山」とは本来、この有名な湯釜を擁する標高2,160mの白根山のことですが、草津白根山と呼ぶ場合はその周辺の逢ノ峰と本白根山を含めた三山を称することもあります。この場合は標高2,171mの本白根山が最高峰となります。
アクセスは車+徒歩、あるいは白根火山ロープウェイがあり、観光バスツアーのコースに入っていたりもします。
湯釜を上から望める登山コースもあり、湯釜の麓からならばそんなに大変ではありません。
季節によっては、草津国際スキー場からシャトルバスやロープウェイを乗り継ぎ、本白根山の頂上までたどりつけます。
湯釜の麓にもレストハウスがありますが、火山の活動状況によってはそこも立入禁止になることがあります。

草津白根山の動画



草津白根山の噴火の動画

2018年1月23日、草津白根山の中のひとつ本白根山が噴火しました。
その様子が「草津白根山ゴンドラ雲上カメラ」というライブカメラがとらえていました。

ニュースによれば

噴石がレストハウスの屋根を突き破り、スキー客は慌てて逃げ出した。噴火した草津白根山に近く雪崩も発生した群馬県草津町の草津国際スキー場では23日、スタッフらがけが人の有無などの状況確認に追われた。

ということで、建物だけでなく人的被害も出ている模様です。草津白根山の警戒レベルは入山規制の「3」に引き上げられたということで、今後の警戒をよびかけています。2007年に噴火警戒レベルが設定されてから、草津白根山で噴火警戒レベルが3に上がるのは初めてとなります。

草津の観光マップ

草津の観光マップはいろいろなところがリリースしていますが、どうしても「湯畑」は中心的存在として描かれます。なので各地の施設へのアクセスも、湯畑を基準にするとわかりやすくなります。
草津の観光マップをみると、湯畑-西の河原通りを結ぶラインがメインストリートであることが見て取れます。老舗旅館が集中し、温泉まんじゅうの名店もいくつもあって、観光マップが食べ歩きの参考になってくれます。ちなみに温泉まんじゅうは、草津が発祥の地といわれています。
観光マップではすぐに湯に浸かれるよう、立ち寄り湯の場所もチェックしておきたいところです。町中心部からみて、西側には国際スキー場があり、昔ながらの湯治場にアクセントを添えています。
▼草津の地図▼
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