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石見銀山が世界遺産に逆転登録された理由や電車・バスでのアクセスと車で行く時の注意点

石見銀山はいつどんな理由で世界遺産に登録されたのか

石見銀山は、もともと1967年、島根県から「大森銀山遺跡」として島根県の指定史跡に指定されており、1969年には国から「石見銀山遺跡」として史跡指定されています。その後、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されました。代官所があった陣屋町の大森地区は、国の伝統的建物群保存地区でもあります。
そして世界遺産に登録されたのは2007年6月28日。日本の世界遺産としては14件目(文化遺産としては11件目)の登録がなされました。
2007年の8月では、国際記念物遺跡会議が「遺跡の『顕著な普遍的価値』の証明が不十分」「石見銀山は登録延期が適当」と勧告を出しており、それを逆転したとも言えるニュースに日本中がわきたちました。

龍源寺間歩坑口

「石見銀山とその文化的景観」が世界遺産として登録された理由は、銀山による16世紀の世界経済への多大な影響、そして石州瓦の屋根が連なる美観が、評価ポイントとなったものです。さらに、逆転登録の決め手になった理由は、石見銀山特有の「山や森を壊さない環境負荷を抑えた採掘・生産方式」です。
現在も、地域ではパーク&ライド方式で車が増えすぎないようにし、世界遺産としての価値を保つことにも熱心なようです。

石見銀山の地域を観光・旅行するにあたっては、多少の予習知識があったほうが楽しみが深くなります。石見銀山世界遺産センターはそれにうってつけの施設で、十分な情報収集・事前学習ができます。ジオラマや映像で、当時の製錬の様子が再現展示され、本物を見る前からテンション最高潮となりそうです。

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石見銀山の歴史

石見銀山は、歴史の教科書によく載っていますが、世界遺産に登録されたのはやはり快挙といえます。当時アジア最大の銀山は、毛利元就はじめ戦国武将の争奪戦の的となり、豊臣政権を財政面で潤したことは間違いありません。
歴史的に、石見銀山が最盛期を迎えたのは16世紀のことです。ティセラ製作の地図に「Hivami(石見)」の名が記載されるほどヨーロッパでもその名をとどろかせ、当時は世界の銀の約3分の1が日本産、その大部分を石州銀が占めていたといいます。

石見銀山鉱石

石見銀山は、約90年前まで採掘されてきた歴史があります。閉山後は一部が一般に公開されるようになり、2007年には世界遺産に登録され、新たな歴史を刻むことになったのです。

石見銀山の遺産を構成する温泉津温泉

温泉津温泉は、石見銀山観光旅行の「ついで」という存在ではありません。「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部として世界遺産に登録されている構成資産の一部です。つまり「世界遺産の温泉」というわけです。開湯は約1300年前と伝えられている由緒ある古湯で湯治客や旅行者に人気で、リピーターも多いのです。

温泉津温泉

温泉津温泉は湯治場であると同時に、石見銀山で採掘された銀の積出港として栄えた歴史もあります。その象徴として、町を守る、龍御社神社は1532年の創建で、伝統芸能の石見神楽も見ごたえ満点です。
温泉津温泉は、石見銀山の観光や旅行の拠点としても根強い人気があります。旅館やホテルに宿泊するほかに、泉薬湯はじめ浴場に立ち寄りも人気です。薬師湯は、炭酸泉で美肌の湯として知られ、入浴後は隣りのレトロな建物をリニューアルしたカフェでくつろぐこともできます。

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石見銀山へ電車・バス・車でのアクセス

石見銀山へは、電車とバスを乗り継いでアクセスできます。
まず、JR出雲市駅-太田市駅間をJR山陰本線で40分ほど移動します。

JR大田市駅舎

次に、JR太田市駅からは石見交通バスに乗り換え、所要時間35分くらいで石見銀山世界遺産センターへ到着します。

石見銀山世界遺産センター

 石見銀山バスマップ

【路線バス時刻表】
■ 大田市駅 ⇔ 石見銀山世界遺産センター
■ 石見銀山世界遺産センター ⇔ 大森代官所跡
■ 仁万駅前 ⇔ 石見銀山世界遺産センター
■ 広島 ⇔ 大田  ※「石見銀山バスマップ」は石見交通㈱で作成しています。

空路では、出雲(縁結び)空港から、出雲空港連絡バスでJR出雲市駅へアクセスでき、空港から駅までの所要時間は約25分です。JR出雲市駅からのアクセス方法は、前述の通りです。
また、車でアクセスするには、山陰道を経由して、出雲ICか江津ICでおりて海沿いの水戸を走ります。国道9号線や県道31号線を経由しますが、マイカーでアクセスできるのは石見銀山世界遺産センターまでです。エリア内は、バス・タクシー・徒歩で移動することとなります。

石見銀山の駐車場

石見銀山の旅行で気をつけなければいけないこととして、自家用車の使用についてです。指定エリア内で恒常的に交通規制が敷かれていて、一般車の進入・駐車ができません
大田市の方針で100%パーク&ライド方式となっていて、指定の駐車場に車をとめてから、バスやタクシーで移動するしかありません。
現状、一般の観光客が利用できる一番近い駐車場をあげると、石見銀山世界遺産センターに、第1〜第3の3ヶ所にあります。収容能力は、第1が99台、第2が38台、第3が250台とあり、駐車料金は無料となっています。
石見銀山のエリア内に、駐車場らしき場所があるようにみえますが、すべてタクシー専用待機場で一般車は利用できません。観光バスでさえ、エリア内は観光客を送り迎えするだけで、連ねて駐車できるわけではありません。

石見銀山の観光

石見銀山の見どころは、坑道龍源寺間歩などの鉱山施設で、必訪の観光スポットとなっています。

龍源寺間歩坑内

龍源寺間歩ひ追い坑

石見銀山の銀山地区では、アジア最大の銀山として栄えた、往時の姿をしのぶことができます。山道だらけのエリアですが、清水谷精錬所跡、龍源寺間歩、佐毘売山神社などの見どころはたくさんあり、散策しながらチェックできます。

清水谷精錬所跡

大森地区のレトロな町並みはカフェや土産物店が点在し、主に徒歩で観光するとすれば3〜4時間はみておいたほうがよいでしょう。

大森集落

また、石見銀山へ行ったら、現地で観光ツアーに参加するのもおすすめです。個人では見落としがちなスポットも見学できるなど、得るものは大きいです。エリア内で最大の坑道がある「大久保間歩 一般公開限定ツアー」など、ツアーでしか行けない見どころも結構あるのです。
石見銀山エリアは、レンタサイクルで散策も観光客に人気です。坂道が多いエリアですが、電動自転車のレンタルもあるので、楽々散策できます。

石見銀山の旅行地図

石見銀山は、大田市観光協会(TEL:0854-88-9950)作成の「石見銀山みてあるき」地図をみると大きく、「代官所ゾーン」「武家・町屋ゾーン」「銀山ゾーン」の3つに分かれています。

このような観光マップは、銀山地区寄りの大田市観光協会観光案内所や石見銀山世界遺産センターなどで、無料配布しており、ホームページでもダウンロードできます。
「代官所ゾーン」「武家・町屋ゾーン」「銀山ゾーン」それぞれの詳細な「まちあるきマップ」もあり、石見銀山世界遺産センターのホームページからダウンロードできます。
 石見銀山まちあるきマップ ~代官所ゾーン編~
(散策所要時間:約90分)

 石見銀山まちあるきマップ ~銀山ゾーン編~
(散策所要時間:約150分)

 石見銀山まちあるきマップ ~武家・町家ゾーン編~
(散策所要時間:約60分)

銀山地区は森と山と自然の中にあります。一方、代官所跡のある大森地区や羅漢寺・羅漢町橋がある武家・町家エリアは昔風な街並みがシックで、レトロなカフェでランチが観光の定番です。

石見銀山周辺の宿泊施設

石見銀山の周辺で、宿泊施設を検索すると、検索サイトではよく「ゆずりは」がヒットします。大森地区の銀山地区寄りにあって、2階建てでそれほど大きくはありませんが、和の老舗旅館といった風情で、観光にも便利な場所にあります。
石見銀山の大森地区には、「ひろた屋旅館」という宿泊施設もあります。地味な外観ですが、宿泊料金は1泊あたり5400円からとリーズナブルさが身上で、隠れ家的な穴場となっています。
石見銀山の観光で、温泉も楽しみたいという向きに、温泉津温泉エリアに足を延ばして宿泊するのも一興です。露天風呂が名物の「旅の宿 輝雲荘」、老舗旅館の「明治の宿 旅館ますや」など、リピーターも多く湯治客に人気です。

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