両国国技館のアクセスや施設案内と大相撲の番付やチケット

両国国技館のアクセス

両国国技館は、正式名称は「国技館」で「国技」=「相撲」ですから、その名の通り、もともとは大相撲を行うために立てられました。ただ、相撲だけではなく、ボクシングやプロレスなどにも使われ、可動式の桟敷席によってアリーナは自由にレイアウトすることがでるため、多様なイベントに対応しています。



行き方ですが、電車ならば、両国国技館のアクセスはとても簡単です。JR総武線の両国駅のホームからすぐに建物が見える位置にあります。
国技館のある西口を降りると、ちゃんこ屋さんや土産物屋さんが立ち並び、両国ならではの景色が迎えてくれます。

所在地:東京都墨田区横網1丁目3番28号
電話番号:03-3623-5111
JR総武線 両国駅西口下車 徒歩2分
都営地下鉄大江戸線 両国駅下車 徒歩5分

両国国技館のアクセスマップ

両国国技館の売店や座席

国技館の中がどうなっているのか? それが一覧できる動画が以下です。入り口や売店、立ち並ぶお土産物屋さん、屋上、そして座席がどうなっているのかや、土俵がどのように見えるのかがよくわかります。

また、内部の座席の様子はグーグルストリートビューでも見ることができます。

上の画像の矢印を操作すると、内部をグルリと一周見渡すことができます

両国国技館の駐車場

両国国技館の周辺は、小規模な駐車場が点在しているようなエリアです。
大相撲本場所など全国に中継される大イベントがあれば、周辺の駐車場がたちまち車であふれ返るのが、両国かいわいの風物詩となっています。
両国国技館の周辺では、タイムズ国際ファッションセンターの駐車場は、収容台数110台とエリア最大規模です。両国駐車場は近くて便利ですが、収容台数はわずか3台、しかも完全予約制です。
両国国技館の周辺エリアでは、江戸東京博物館前駐車場もいい場所にあり、収容台数は12台です。また、両国シティコア駐車場は収容台数20台で、比較的近い場所にあり、穴場として知られています。



両国国技館の座席表

両国国技館は、土俵を中心に、座席表は東・西・正・向の4ゾーンに分けられ、それぞれ1階・2階席があります。大相撲本場所のテレビ中継は、おもに「正」から見たアングルになります。
両国国技館の座席表によると、人気の升席(桟敷席)はA〜C席のランクがあります。いす席についても、A〜C席にランク分けされています。日本相撲協会のホームページに、ストリートビューのコンテンツがあり、座席表で場所を確認しながら館内をバーチャルトリップできます。
両国国技館の座席表をみると、土俵のすぐ近くは「溜席」で、砂かぶり席と呼ばれるほど臨場感があります。自由席は場所的にやや難がありますが、2200円からとリーズナブルなほうです。

両国国技館の升席

両国国技館は、升席で相撲観戦すると迫力は大違いであることに気づかされるでしょう。升席とは、1.2m四方の鉄パイプで囲まれた席で、4枚の座布団が敷かれています。
両国国技館の升席はすべて1階にあり、A〜C席のランクがあり、9500円からの料金で利用できます。升席では食事や写真撮影がOKで、江戸の粋人よろしく、飲み食いしながら1日中入り浸って、相撲観戦を満喫できます。
両国国技館の升席について、席後方に靴用の収納スペースがあります。車椅子はそのまま入ることはできず、車椅子専用スペースから観戦します。また荷物は預けられないので、最寄り駅のJR両国駅などのコインロッカーを利用するしかありません。

大相撲の番付

大相撲の番付は、力士のランキング表のように思っている人が大半です。格下の力士が格上の力士に勝つことを「番狂わせ」といいますが、日常語としてもしっかり定着しています。
大相撲の番付は高い順に、横綱・大関・関脇・小結・前頭で、ここまでが幕内です。横綱は明治の末になってやっと地位として認められた経緯があり、以前は大関が最高位だったのです。
大相撲の番付で、幕下は十両〜序ノ口とあり、力士はひとつでも番付が上がるよう、稽古や取り組みに熱心に励みます。横綱は負けが込んでも降格にならない決まりですが、不成績が続いたり不祥事があったりすると、横綱審議会で引退を勧告されることがあります。

大相撲のチケット

大相撲のチケット種は、タマリ席、マスA〜C席、イスA〜C席とあり、最安値の自由席は大人2200円です。タマリ席(砂かぶり)は1人あたり14800円と高額ですが、あこがれの力士を間近で見られるとあって、ファンにはたまらないロケーションです。
大相撲のチケットは、国技館の切符売り場、日本相撲協会の公式サイト「チケット大相撲」などで購入できます。公式サイトには先行抽選がありますが、いい席が取れるわけではありません。
大相撲のチケットは、チケットぴあやローチケなど、ネット通販で購入する方法もあり、コンビニで支払い・発券できます。まれに他の販売所で売り切れ状態でも、ネットならまだ残っていたというケースはあります



大相撲の場所スケジュール

大相撲は両国国技館以外でも、年間を通じて各地で催されています。
おおむねのスケジュールが以下です。

一月場所 両国国技館
三月場所 大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
五月場所 両国国技館
七月場所 愛知県体育館
九月場所 両国国技館
十一月場所 福岡国際センター

両国国技館のイベント

両国国技館は、ホームページ等でイベントスケジュールをチェックできます。大相撲本場所など、いい席を予約したい人にはとくに日程の調整に役立ってくれます。
両国国技館のメインイベントは何といっても、NHKでテレビ中継される大相撲本場所です。本場所は年6回のペースで開催される大イベントで、両国では一月場所・五月場所・九月場所の3場所が開催されます。
両国国技館では最近、プロレスやライブなどのイベントが、じょじょに開催されるようになっています。世間的には大相撲の殿堂のイメージが強いのですが、四方から観戦や観劇が可能な座席配置を生かし、イベントホールしても進化を続けているようでもあります。

両国国技館の無料見学

両国国技館は、大相撲本場所などのイベント開催期間を除き、無料見学ができます。無料見学は、平日10時〜16:30となっていて、最終入館は16時までとなっています。
両国国技館の無料見学について、立ち入り可能なエリアは売店や相撲博物館とその周辺に限定され、無料見学期間でも升席などへの立ち入りはできないので要注意です。売店では、相撲つながりの限定グッズをお土産として購入できます。
両国国技館の無料見学は、1階の相撲博物館が一番の見どころといえます。相撲博物館は、本物の化粧まわしや錦絵を間近で鑑賞できるレア度満点の場所です。博物館の展示は原則2ヵ月ごとに入れ替えられ、相撲ファンの聖地のような場所となっています。

チケットの種類や買い方

大相撲のチケットは、マス席(桟敷席)と椅子席があります。
料金は以下が基本ですが、場所によって値段が違うことがあります。
マス席:38,000円(税込み)~ ※1マス四人分の料金です。
椅子席:3,800円(税込み)~ ※一人あたりの料金です。

購入は、「インターネット」「電話」「窓口」「コンビニエンスストア」で行えます。
電話での申込みはこちら▼

チケット大相撲 0570-02-9310
相撲案内所  03-3622-3300
チケットぴあ 0570-02-9999
ローチケ 0570-084-003

両国国技館の売店

両国国技館で、売店はほとんどいつも人だかりがしています。売店で力士弁当や焼き鳥を購入し、升席で食事とともに相撲観戦を楽しむのが王道スタイルです。
両国国技館の売店は、営業時間は平日の10〜16時で、土日祝は休みです。売店は、大相撲本場所の開催期間以外でも営業しているので、無料見学の期間中は比較的すいているので、ゆっくりとお土産を選びたい人におあつらえ向きです。
両国国技館の売店では、番付表やパンフレットは定番で、売れ筋商品でもあるようです。その他、相撲グッズもレア度満点で、相撲好きにはたまらない充実のラインナップです。歴代横綱をあしらった湯飲みなど、洒落たお土産として評価アップ間違いなしです。

両国国技館の焼き鳥

両国国技館は、焼き鳥がじつは隠れた名物となっています。焼き鳥は地下で作られていて、出来立てはいうまでもなく、冷めてもおいしいと評判で、リピーターも多いようです。
両国国技館グルメの焼き鳥は、焼き鳥3本・つくね2本の計5本のセットで、650円で販売されています。力士弁当を食べるほど空腹でない場合でも、焼き鳥セットなら軽食としてピッタリで、相撲観戦のお供としても重宝します。
両国国技館の焼き鳥は、お持ち帰りOKですが、消費期限は当日中で、日持ちしないのがデメリットです。冷蔵庫で保存すれば、翌日のお昼ごろまで大丈夫でしょうが、出来立てのほうが味は上で、ご飯に載せると味はまた格別といいます。

両国国技館のお土産

両国国技館では、売店でお土産を購入することができます。超定番の番付表やパンフレットはじめ、ほかでは絶対にないラインナップが身上で、お土産は自分へのご褒美としても人気です。
両国国技館のお土産は、オリジナルの相撲グッズを中心としたラインナップです。歴代横綱をあしらった湯のみ、力士ミニのぼり、相撲トランプ等々のコレクターズアイテムたちは、ちょっとしたお土産として喜ばれること請け合いです。
両国国技館のお土産について、つい買いすぎた場合でも、宅配便で送れば大丈夫です。売店の近くに、佐川急便のカウンターがあり、購入したお土産を自宅へ送ってもらおうと、にぎわうことが多いようです。