両備バス・高速バスの時刻表や話題のバスツアー

両備バスは岡山の老舗バス会社

岡山にある両備バスとは、岡山県の南部エリアを主要エリアとするバス会社です。

岡山城

岡山のバス会社として親しまれ、2010年に会社創立100周年を迎えています。2007年には、両備運輸と経営統合しています。
両備バスは、高速バスの路線も多数もっています。岡山市を基点に、東京や横浜の関東方面、大阪や京都の関西方面、福岡・小倉、松山や高知の四国にも、路線網が広がっています。
両備バスについて、同社のテレビCMで流れる『街は青春』というCMソングは、岡山県民なら全員歌えるといわれるくらい親しまれています。


2018年2月に路線バスの主要路線について「廃線問題」が物議をかもしましたが結局、白紙撤回され鎮静化しています。

※廃線問題はページ最後に詳細

両備バスの運行状況

両備バスの路線バスについて、運行状況はホームページのバスロケーションシステムで確認できます。
バスロケーションシステムとは、GPSなどによってバスの接近や到着予測時刻情報をバス停留所や携帯電話、インターネットなどで情報提供するシステムで、両備バスでも2017年3月20日より採用しています。→リンク

平日9〜18時は086-232-2116番に電話で、運行状況を問い合わせできますが、土日祝はメールでの受け付けとなります。
両備バスの高速バスについて、運行状況を調べるとGW期間中はとくに、高速道路の大渋滞などで、遅延が発生しやすいことが見て取れます。

両備バス高速バス運行状況→リンク

運行状況から運休となった場合、料金が払戻しされますが、遅延の場合は払戻しなどの補償サービスはないので要注意です。
両備バスの運行状況について、NAVITIMEなどのポータルサイトでチェックする人も多いでしょう。高速バスについて調べるのに便利ですが、情報の速報性の点で公式サイトと比較してやや遅れ気味です。

両備バスの時刻表

岡山県内、とくに岡山市・倉敷市・玉野市では、両備バスの時刻表は便利なアイテムとなってくれます。県内の路線バスに加え、関西や四国方面へは高速バスの情報も詰まっています。
両備バスの時刻表はダイヤ改正で変更されことがあり、事故や工事で変更されることもあります。もよりのバス停で確認するか、きょうびは公式サイトで最新情報がチェックできます。公式サイトの停留所時刻表=クリック

※以下のキャプチャー画像からリンクしてます。

※引用:http://tt.ryobi-bus.jp
両備バスの時刻表は、ナビタイムやジョルダンなどの乗り換え案内サイトでも検索できます。主なバス停を中心に検索でき、無料サービスだけでも基本的な情報は入手できます。
両備バスの時刻表は、高速バスを利用する際も重要な情報源となってくれます。関西空港をはじめ、関西方面へのアクセスはとくに重要視されているようです。逆に、岡山方面への観光や出張にも便利な路線なので、岡山県民以外でも接する機会はままあると目されます。

両備バスのバスツアー

天空の山城 備中松山城

地方発とはいえ、両備バスのバスツアーは、本当にバラエティ豊かなラインナップがあります。
岡山を拠点に、近場の日帰りコースから宿泊付きで遠方へも、リーズナブルにバスの旅がゆったりと楽しめる趣向です。
岡山が拠点なので、両備バスのバスツアーは確かに中国地方を得意にしています。瀬戸大橋が開通してからは、四国方面へも楽々行けるようになり、費用面からみても人気がある模様です。
両備バスのバスツアーを利用すると、岡山から関西方面へも日帰り旅行ができます。
距離的にトンボ返りのようなせわしない観光になるでしょうが、グルメやショッピングなど、内容の濃いツアーになることは間違いありません。
両備バスのバスツアーは、宿泊付きのコースも人気です。たとえば、北海道1周コースは販売価格が約40万円ですが、じつに内容の濃いコースです。北海道を9日かけて周遊し、飛行機での移動も含むという五つ星コースなのです。

両備バスフレンズパック

岡山・倉敷発着のパックツアーは、両備バスフレンズパックで決まりという人は多いでしょう。
フレンズパックの日帰りプランや宿泊プランは、バスや電車を利用しますが、飛行機を利用するスケールの大きいプランもあります。
たとえば、岡山から青森を全線バス路ではたいへんですが、なんと直行チャーター便の飛行機を利用して青森ねぶた祭りを楽しむツアーなどもあります。

両備バスフレンズパックについて、グルメや温泉ツアーは超定番で、登山やウォーキングなどアクティブ系も豊富なラインナップがあります。
パンフレットは、ホームページでもデジタルパンフレットでツアーの内容をチェックできます。
両備バスフレンズパックは、月間人気ツアーランキング ベスト5などで売れ筋をチェックできます。
「インターネット早割」で、出発日3週間前までに予約すると200円割引などのサービスにも要注目です。

動画:両備バスフレンズパック「ドローンで撮る瀬戸内の美しい景観5選!

両備バスの高速バス

地元を走る路線バスだけでなく、両備バスの高速バスは、岡山と東京・大阪・京都・名古屋・広島等々をダイナミックに結んでいます。現在では都合14路線があり、新幹線や飛行機以外の長距離の移動方法を提案しているかのようです。
両備バスの高速バスは、瀬戸大橋を通じて四国方面とも結ばれているほか、関空へもバス1本で行ける便利な路線の数々が人気です。逆に、岡山へ行くのに、観光や出張の足としても重宝する路線です。
両備バスの高速バスは、各種の割引コースの設定もあって、リーズナブルに乗りこなせます。公式サイトにアクセスして、「往復割引」や「web早割」は、岡山つながりの長距離移動の新常識といっていいくらいです。
そもそも、両備バスの高速バスは、ネット予約が基本スタイルです。ネットで予約して、コンビニで発券となるわけですが、発券には「コンビニ決済番号」も必要なので、必要な番号は予約の際、もれなく控えておく必要があります。両備高速バスの詳細はこちら=クリック
※以下のキャプチャー画像からリンクしてます。

※引用:http://tt.ryobi-bus.jp

両備バスの料金

両備バスの路線バスについて、料金はホームページの「運賃の案内」などで確認できます。
路線バスの料金は2016年3月に改定され、さらに2018年4月にはバス定期券の割引率も改定されています。
両備バスの高速バスについては、同一路線でも「A日程」「B日程」で料金が違うので、予約の際は要確認です。
たとえば、東京駅八重洲口-岡山線は、A日程で片道6700円、B日程で片道6200円といった具合です。
両備バスは「早割」の利用で、料金がお得になります。
たとえば、「WEB早割5」は乗車日5日前または購入期限日までに、「WEB早割1」は乗車日の前日または購入期限日までに乗車券を購入すると、料金が割引になるというサービスです。

両備バスの予約について

両備バスの高速バスは、ホームページでWEB予約ができます。
ホームページでは、路線から・乗降地から空席照会ができ、空席があればオンラインで予約できる仕組みになっています。=リンク

両備バスの予約について、支払いは現金に加え、VISAやJCBなどのクレジットカード決済も利用できます。
コンビニ発券の場合は、現金のみの受け付けです。またコンビニ店頭で、予約のキャンセルや払戻しはできないので要注意です。
両備バスの予約について、2018年4月から「新システム」が導入されています。旧システムで会員登録をした人は、新システム上で再登録が必要です。
なお、高速バスの路線で、岡山-津山線は例外的で、予約ができない路線となっています。

両備バスのコンビニ発券

両備バスの高速バスの路線は、コンビニ発券も利用できます。
コンビニ発券は、ローソンのLoppi、ファミリーマートのFamiポートで操作でき、ミニストップでもLoppiで精算できます。
両備バスの高速バスについて、コンビニ発券の際、WEB予約をした人は操作過程で「予約番号」または「コンビニ決済番号」の入力が必要になります。
乗車券の支払いは、コンビニ発券は現金のみの受け付けで、クレジットカードは使えません。
両備バスのコンビニ発見について、コンビニ店頭で予約のキャンセルができない点でも注意が必要です。
払戻しも店頭では不可で、WEB予約は「ウェルネット」に記載されている連絡先に直接コンタクトを取る決まりです。

両備バスのチケットレス乗車券

両備バスの高速バスの予約には、「チケットレス乗車券」が利用できます。
スマホに、予約画面を保存するか、印刷して携帯するだけで、正規の乗車券として通用するのです。
両備バスのチケットレス乗車券について、スマホやタブレットに予約画面を保存し、乗車時に乗務員に呈示するだけでOKですが、スクリーンショットは使えません。
チケットレス乗車券は2018年4月から「検札コード」の入力が不要となり、よりお手軽になっています。
両備バスのチケットレス乗車券は、乗車時間60分前であればWEB上でキャンセルができます。
乗車日や時間の変更はできないので、変更にはいったん予約をキャンセルし、再予約をする格好になります。

両備バスの廃線問題

両備バスについて、2018年2月に「廃線問題」が発生したことは記憶に新しいところです。
路線バスの路線の計31路線を廃止すると、中国運輸局に「廃止届」を突きつけたのです。
両備バスの廃線問題は、同社の優良バス路線に対し、国が格安バス会社に路線を開放しようとしたことから、問題がこじれていった経緯があります。
廃線問題は結局、国に対して捨て身の抗議をしたという見方もできます。
両備バスの廃線問題は、岡山市長・倉敷市長・瀬戸内市長・玉野市長の4首長を交え協議した結果、廃止届を取り下げることで合意し、一件落着となったのです。
現在は、通常通り営業していますが、後味の悪い結果に終わったわけです。