北陸新幹線の時刻表や料金とかがやき・はくたか・あさま・つるぎの停車駅

北陸新幹線とは

2015年3月に金沢に達した北陸新幹線とは、東京-金沢間を最短2時間28分で結ぶことで評判です。近い将来、金沢-福井間が開通し、ゆくゆくは新大阪まで伸びる予定です。
北陸新幹線とは糸魚川駅を境に、JR東日本とJR西日本に分割されます。車両はE7系とW7系の2タイプがあり見かけ上、両者は瓜二つです。
北陸新幹線とは、鳥のようなかわいらしい面構えでも評判です。車体はアイボリーホワイトをベースに銅色のライン入りで、金沢を意識してか和の伝統工芸をイメージしての色使いです。



北陸新幹線の時刻表

時刻表は、各駅によってことなります。見やすいのは「えきから時刻表」だと思います。
たとえば、朝6時16分に東京を出発した「かがやき」が6時22分に上野、長野には7時34分という具合にそれぞれの駅の発着時間が一覧できます=リンク

北陸新幹線かがやきの停車駅

JR北陸新幹線かがやきの停車駅は、はくたか・あさまと比較して少なめです。さらに最高時速240kmの高性能車両でもって、東京-金沢間の所要時間は、最短で2時間28分です。
北陸新幹線かがやきの停車駅は、長野駅や富山駅など主要ターミナルに絞った内容です。大宮-長野間は、約1時間ノンストップです。

東京駅上野駅大宮駅熊谷駅本庄早稲田駅高崎駅安中榛名駅軽井沢駅佐久平駅上田駅長野駅飯山駅上越妙高駅糸魚川駅黒部宇奈月温泉駅富山駅新高岡駅金沢駅

※「●」は停車駅
北陸新幹線かがやきの停車駅では、12号車の停車位置が雰囲気が少々違います。それもそのはずで、12号車はグランクラスなのです。さしずめ地上を走るファーストクラスのようで、ゴージャスなオーラを発しています。

北陸新幹線にもあったグランクラスとは

北陸新幹線にも、グランクラスが連結されています。グランクラスとは、グリーン車のひとつ上のクラスのことで、ゴージャスな内装とアテンダント付きで、多分に飛行機のファーストクラスを意識した仕様となっています。

北陸新幹線のグランクラスとは、「かがやき」と「はくたか」にみられるアッパークラスであり、軽食・ドリンク付きで優遇されています。毛布・スリッパ・アイマスクの貸し出し、電動リクライニングやLEDの読書灯と、エグゼクティブ級の待遇です。
北陸新幹線のグランクラスとは、A・Bの別がありAが新幹線の最高ランクとなります。ちなみに、車内販売の立ち入りはなく、一部の「はくたか」ではアテンダントサービスはありません。



北陸新幹線の停車駅

北陸新幹線はくたかの停車駅

JR北陸新幹線はくたかの停車駅は、東京-金沢間の各駅に及びます。営業キロは450.5kmで、グランクラスを通しで乗れば豪華体験をたっぷり満喫できます。

東京駅上野駅大宮駅熊谷駅本庄早稲田駅高崎駅安中榛名駅軽井沢駅佐久平駅上田駅長野駅飯山駅上越妙高駅糸魚川駅黒部宇奈月温泉駅富山駅新高岡駅金沢駅

※「●」は停車駅、「○」は一部通過、「◎」は相互接続駅
北陸新幹線はくたかの停車駅のうち、本庄早稲田駅などを通過する列車もあります。もっとも2〜3駅スキップしても、所要時間が劇的に短くなるわけではありません。
北陸新幹線はくたかの停車駅は多いので、東京-金沢間は3時間あまりかかり、かがやきより30分以上長くかかる計算です。はくたかの運転間隔は、1時間あたり1本見当です。



北陸新幹線あさまの停車駅

JR北陸新幹線あさまの停車駅は、東京-長野間の各駅が該当します。営業キロは222.4kmで、グランクラスは連結していますが、アテンダントサービスはありません。
北陸新幹線あさまの停車駅は、長野行き新幹線の時代から営業してきた駅たちです。当時、長野オリンピックに間に合わせるかのように、1997年に先行開業したのは記憶に新しいところです。

東京駅上野駅大宮駅熊谷駅本庄早稲田駅高崎駅安中榛名駅軽井沢駅佐久平駅上田駅長野駅飯山駅上越妙高駅糸魚川駅黒部宇奈月温泉駅富山駅新高岡駅金沢駅

※「●」は停車駅、「○」は一部通過、「◎」は相互接続駅
北陸新幹線あさまの停車駅は、基本的に東京駅から長野駅の各駅に及びます。列車によっては、本庄早稲田・熊谷・安中榛名を通過するケースもあります。

北陸新幹線つるぎの停車駅

JR北陸新幹線つるぎの停車駅は、富山-金沢間の都合3駅です。北陸新幹線の本線上を走りますが、ミニ新幹線のような趣です。
北陸新幹線つるぎの停車駅はごく少ないのもので、営業キロもわずか58.6kmです。通しで乗っても、所要時間は22〜23分の小さな旅です。

東京駅上野駅大宮駅熊谷駅本庄早稲田駅高崎駅安中榛名駅軽井沢駅佐久平駅上田駅長野駅飯山駅上越妙高駅糸魚川駅黒部宇奈月温泉駅富山駅新高岡駅金沢駅

※「●」は停車駅
北陸新幹線つるぎの停車駅は、始発・終点も含めてわずか3駅ですが、金沢-富山間の高速移動に補助的な手段となっている一面もあり、1日あたり20本近く運行されます。つるぎにもグリーン車はありますが、グランクラスは連結していません。

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北陸新幹線の料金

北陸新幹線の料金ですが、東京⇌金沢を「はくたか」に乗車した場合、所要時間は2時間56分で、乗車券が7340円、特急券が6260円で合計13600円になります。「かがやき」に乗れば所要時間が2時間34分とちょっと早く着きますが、特急券が6980円になり、合計で14320円となります。
東京⇌金沢で「はくたか」を利用した場合の、各クラス別の料金は以下になります。
普通自由:13600円
普通指定:14320円
グリーン車:18750円
グランクラス:26970円
また、途中の各駅〜各駅間の場合、選択によってそれぞれ金額が違うので、オフィシャルページで検索したほうがよいでしょう=リンク

北陸新幹線の運行状況

JR北陸新幹線の路線は、世界的な豪雪地帯を通り抜けます。
当然、気になるのが、その運行状況です。
ただ、これまでの実績で見ると、「北陸新幹線は雪に強い」といわれ、インターネット上では「北陸新幹線最強説」もつぶやかれるほどです。
2018年2月4日から積もりだした大雪の時も、JR北陸本線の福井~金沢間、旧北陸本線を営業するIRいしかわ鉄道線、あいの風とやま鉄道線などが相次いで運休を余儀なくされましたが、北陸新幹線は、「一部区間で徐行運転」「金沢~富山間の『つるぎ』」2本が運休」をのぞき、大きな遅れは発生していない」という実績を残しました。

北陸新幹線が雪に強い理由

これは、「もともと豪雪地帯に建設したので、あらかじめ雪に強い設計になっている」からです。
具体的には、トンネルが多いということ。トンネル比率はなんと全体の44%もあります。しかもそのトンネルとトンネルのあいだもスノーシェルターでガードされているので、そもそも線路に雪が積もりにくいのです。
なお、リアルタイムの運行状況はこちらでチェックできます=リンク

北陸新幹線の予約

北陸新幹線のネット予約

北陸新幹線は、ネット予約を利用すれば、みどりの窓口で長蛇の列に並ぶ必要はありません。ネット予約は、自宅でパソコン上からが基本ですが、公式アプリをダウンロードすればスマホでも利用できます。
北陸新幹線の席を、ネット予約をするには、JR東日本の「えきねっと」が役に立ちます。ホームページで空席状況をチェックしてから、「トクだ値」で席を確保すれば料金がポイント付きで料金が10%オフになります。さらに、ボーナスポイントが付くキャンペーンも要注目です。
★えきねっとの詳細

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JR西日本「e5489」でも、北陸新幹線の席をネット予約できますが、利用にあたってはJ-WESTのネット会員登録が必要です。料金の支払いは、J-WESTカード、一般的なクレジットカードでもできます。

★e5489について

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北陸新幹線の電話予約

北陸新幹線は現時点で、電話予約をするというバリアントはないように思えます。JR西日本では以前、電話で受け付けをしていたようですが、2017年にサービスを停止しています。
JR日本には、電話予約サービスがありますが、「トクトクきっぷ」の購入には使えません。トクトクきっぷは、北陸新幹線の北陸エリアでも利用可能ですが、きっぷの購入はインターネットか、みどりの窓口に限定されています。
ちなみに、JR九州で、新幹線の席を電話予約する方法もあり、インターネットの代わりの方法として重宝がられているようです。ただし、JR九州を発着する新幹線限定のサービスなので、北陸新幹線は対象外となります。

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北陸新幹線を割引で予約

北陸新幹線は、ネット予約をすれば料金が割引になることが知られています。具体的には、JR東日本の「えきねっと」JR西日本の「e5489」のホームページで、割引料金で予約できる仕組みが設定されています。
JR東日本「えきねっと」のホームページで、「トクだ値」サービスで予約すれば、北陸新幹線も10%オフの割引料金になり、お得なこども価格もあります。きっぷの受け取りはJR東日本の主な駅はもちろん、北陸エリアの主要駅でもできます。
JR西日本「e5489」でも、北陸新幹線の予約でWEB早割など各種割引があります。ただし利用は、年会費1080円のJ-WESTネット会員限定です。きっぷの受け取りはJR西日本はもちろん、東京都内の主要駅でもできます。

北陸新幹線の空席確認はネット経由が簡単

北陸新幹線で空席があるかは、JRの「サイバーステーション」のホームページで、空席確認が一発でできます。
検索は全国の新幹線が対象となっていて、当日分〜1ヶ月先の情報に無料でアクセスできる仕組みです。
北陸新幹線については、JR東日本の「えきねっと」を使っても、1ヶ月先までの空席確認ができます。お得な「トクだ値」ではさらに、割引料金の対象となる分の空席確認までもできてしまいます。
JR西日本の「e5489」でも、北陸新幹線の空席確認ができます。このe5489は、調べた区間の料金も同時に検索することができますが、年会費1080円のJ-WEST会員限定のサービスです。J-WEST会員はさらに、会員価格での検索ができるのもメリットにあげられます。

北陸新幹線の予約、座席表を見て荷物置き場を確保

北陸新幹線に乗車する際、荷物が多くなりそうだと予想されるなら、座席表をみて荷物置き場がある車両を選ぶのがおすすめです。
海外観光客の姿も多くなり、冬はスキー客でにぎわう車内は、荷物置き場は必須の設備といえます。
北陸新幹線の荷物置き場は、座席表をみると、E7系・W7系の車両で、偶数号車・11号車のデッキスペースに設置されていることが見て取れます。以前と比較すれば、マイナーチェンジで順次拡張されたこともわかります。
北陸新幹線の座席表で、荷物置き場の場所を確認したら、早い者勝ちでスペースを確保することが先決です。大型スーツケースなら約6コ分、スキー板を固定するベルト付きの雪国仕様も二重丸です。

北陸新幹線の未開通ルートの停車駅予想

北陸新幹線の金沢〜新大阪間は、敦賀を経由するルートでほぼ決まりとなったようです。ルート決定後、停車駅は必然的に大方が予想した線で本決まりとなりそうです。
北陸新幹線の金沢以西の停車駅は、小松・加賀温泉・芦原温泉・福井などと予想されています。福井〜敦賀間はさらに、新駅(仮称・南越)ができるとの予想もあります。
北陸新幹線には「かがやき」と「はくたか」があります。「はくたか」は全駅に停車しますが、「かがやき」の停車駅は限定されます。小松駅は空港への連絡に便利なので「かがやき」の停車駅となる可能性大で、福井・敦賀は主要駅なのでやはり停車駅になると目されます。

北陸新幹線の京都市内のルートはどうなる?

北陸新幹線の金沢〜新大阪の計画ルートは、大きく3通りの案でかなりもめていたようです。どのプランを採用するにしても、京都市内を通ることは確実なのですが、京都の景観に影響が出かねないことから、一大関心事となっています。
北陸新幹線の新ルートは、敦賀を通って京都市内を経由する案でほぼ確定の状況です。舞鶴や小浜を経由する案は地元からラブコールが送られていたのですが、不採用という結果に終わっています。
北陸新幹線のルートが確定した暁には、京都市内をどう通すかが大問題になりますが、問題は山積みです。京都市内では堀川通の地下を通す案が有力視されていますが、比叡山にトンネルを掘ってう回する案を推す声もあります。