マザー牧場
マザー牧場は牧場・遊園地・花畑・レストランなど様々な側面を持つ多目的牧場で、東京ディズニーランドなどと並ぶ、千葉県を代表する行楽地の一つです。都心と木更津を結ぶ東京湾アクアライン開通以降は都心からも一気に来場しやすくなったため、周辺住民だけでなく首都圏在住の人達からの人気が高まりました。近年は冬季の大規模なイルミネーション会場もメディアで年々話題になっていてカップルでの来場も増えており、さらに客層を広げている注目の行楽地です。
マザー牧場への各種アクセス
マザー牧場は千葉県の内房地域に位置する富津市の郊外にあるエンターテイメントファームです。各種アクセスとしては、まず車の場合、一番近いICは東京湾アクアラインとも連結している館山自動車道の君津スマートICで、ここから約8kmの距離です。スマートICを除いて考えると
一番近いICは館山自動車道の君津ICで、ここからだと約14kmの距離です。ちなみに東京駅付近の宝町出入り口からマザー牧場までの距離は約70kmです。続いて、首都圏や羽田空港から高速バスに乗ってやってくる場合は、首都圏の各駅からアクアライン高速バスに乗って君津駅まで行き、そこから直通バスに乗り換えて30分から40分です。電車で来る場合は、東京駅を起点にすると東京駅から君津駅行きの総武線快速に乗ると乗り換えなしで1時間弱で君津駅に到着し、高速バス利用時と同じく駅からは直通バスで30分から40分です。その他、フェリーで来る場合は横須賀市の東京湾フェリー・久里浜港(横須賀市)から富津市の金谷港まで来ると、港から2月から11月の土日祝に牧場直行バスが出ており、このバスに乗って約40分です。ただし、金谷港と牧場を結ぶ直行バスは1日1往復だけなのでバスの出発時間は要確認事項です。
マザー牧場の営業時間や料金
マザー牧場は季節・曜日によって開演時間・閉園時間に違いがあります。まず、2月から11月までの土日祝日は朝9時から夕方5時まで営業しています。一方で同時期の平日は営業時間が短めで朝9時半から夕方4時半までです。次に日没時間が早い12月と1月に関しては、土日祝日でも朝9時半から夕方4時まで、平日は10時から夕方4時までの6時間営業とだいぶ短い営業時間となっています。ただし、春休み・夏休み・年末年始はファミリー客が増えるため、平日でも土日祝日の営業時間が適用されます。また、冬季に関しては「キラキラファーム」というイルミネーションイベント開催日は16時から20時までのナイター営業も行われます。料金に関してはまず入場券だけが単品で販売されているほか、入場料と遊園地の乗り物乗り放題のセット券、入場料とマザーファームツアーのセット券が販売されています。
マザー牧場の人気スポット
マザー牧場はただ動物がいるだけの牧場とはまったく違う施設です。特長は、施設内の様々な場所で動物と触れ合えるほか、観覧車などがあって遊園地的な要素も兼ね備えているところと、四季折々の様々な美しい花を間近で鑑賞できることです。そしてまず遊園地エリア内で人気があるのが観覧車で、最高標高330mの観覧車からの眺望は素晴らしく、マザー牧場全体はもちろん相当遠くの景色まで見えるため高い評判を得ています。その他、遊園地エリアからは離れた場所にありますが、バンジージャンプ体験が出来るジャンプ台も山の上エリアにあります。花関連では花の香り立ち込める東西2か所に分かれた「花の大斜面」という場所やその付近の「花の谷」が人気で写真撮影ポイントとしても素晴らしい場所です。続いて体験エリア系では、牛の乳しぼり体験が出来る「うしの牧場」、いちごをはじめとした旬の味覚狩りができる農園エリア、羊と触れ合うことが出来たり行進が見られる「ひつじの牧場」などが人気です。
マザー牧場のイルミネーション
マザー牧場は2010年代に入ってイルミネーション事業をスタートしたばかりながら、近年、千葉県・関東地方を代表するイルミネーションスポットとしても人気が高まっています。具体的には園内の小さなスペースで開催するような小さな規模の開催ではなく、遊園地エリア近辺の広大なエリアを使用して50万球以上のLEDライトを使用して大々的に開催されます。そして、観覧車などもライトアップされるほか、観覧車の中やバンジージャンプ台の上からイルミネーションを見渡すこともできます。そして、ハートマークのイルミネーションが特徴的な恋人向けシート「キラキラベンチ」といったようなものもあり、ファミリー層からカップル層まで様々な人たちにおすすめです。
マザー牧場の割引券
マザー牧場の入場料金には、割引幅はそんなに大きくはないものの割引券が存在します。どうやって手に入れるかというとコンビニのチケット発券機で前売り券を買う場合には割引価格で入場券が手に入ります。その他、割引価格の電子入場券を販売しているサイトもあり、発券なしで割引価格にて入場することも可能です。具体的にはWEB上から電子チケットを購入し、当日は入場ゲートでスマートフォンの画面にチケットを表示させ、電子スタンプをもらう形となります。