琉球村で沖縄文化を手軽に体験!エイサーや体験コーナーも人気



沖縄・琉球村とは

「琉球村」とは、国頭郡恩納村の海岸よりの場所にあり、沖縄の定番観光スポットの1つに数えられます。パーク内には県内各地から移築された築100年以上の赤瓦の古民家が立ち並び、沖縄らしく屋根には必ずシーサーがのっています。



琉球村・村内俯瞰写真
琉球村・屋根のシーサーは必須アイテム

琉球村では、ほぼ毎日イベントが開催されています。エイサー実演、島唄ライブ、琉球舞踏など、沖縄色全開のライブの臨場感は圧巻で、興に乗ればカチャーシーに参加し、ダンサーたちと一体化するのも一興です。
琉球村の無料エリアでは、飲食店やお土産ショップが営業しています。また工芸体験コーナーが各所にあって、20〜30分のレクチャーで沖縄の伝統文化を体験することができます。



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琉球村へのアクセス

琉球村は、沖縄本島の国頭郡恩納村にあり、那覇市内からのアクセスは少々難があります。沖縄の玄関口・那覇空港からのアクセス方法には、国道58号線を北上する行き方があり、空港からの所要時間は車で約60分です。
琉球村へのアクセス方法は、車を使うほかはなく、観光客はよく那覇市内からレンタカーでアクセスします。タクシーを利用する行き方もありますが、東京-横浜くらい離れているので、往復のタクシー代に目を回すかもしれません。
琉球村は、バスによるアクセス方法もあります。那覇市内から、沖縄バスまたは琉球バスの「名護行き」に乗車し、琉球村前で下車してすぐの場所です。バスを使った場合、所要時間は約60分です。

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琉球村の料金や割引

沖縄・琉球村の入場料金は、大人(16歳以上)は1200円、子ども(6〜15歳)は600円です。5歳以下の乳幼児は、料金無料となっています。三線体験や工芸体験の費用は、別料金となっています。
ただし、琉球村の料金は、事前割引で少々お得になり、オリジナルグッズの手ぬぐいセットなどおまけ付きです。また、美ら海水族館入館券とセットのプランは、2施設のセット料金で割引になります。
琉球村の料金は、クーポンサイトやコンビニの前売りチケットの購入で、割引になります。HISクーポンで10%オフ、Pass Me!はスマホでも使える電子チケットサービスでやはり10%オフ、JTB電子チケットでも10%オフの割引料金となります。

琉球村の滞在時間

琉球村はどれくらい時間をとっておけば遊べるか、時間に限りのある観光客は時間配分が重要ポイントとなります。
パーク内の古民家は築100年を超えた年代ものばかりで見ごたえ十分なので、やり繰りしてでも滞在時間を確保したいものです。
ガイドブックなどでは、琉球村の滞在時間は1〜2時間を目安としてます。パーク内を1周するだけならそれで十分でしょうが、食事も楽しみたい場合は、プラスアルファの滞在時間がほしいところです。
琉球村は、エイサー実演や島唄ライブなどのイベントを含めると、滞在時間として3時間はあっという間でしょう。琉装体験やシーサーの色付けなど工芸体験に参加すれば、さらに30分〜1時間ほどプラスされます。



琉球村の楽しみ方

琉球村には順路が決まっているので、その通りに回っていけば一通り楽しめます。
そして、チケットを持っていれば再入場もできるので、外で食事をしてからまた気になるところを再訪問、ということもできます。

琉球村の施設マップ

琉球村の場内マップ

駐車場から入場口に向かって歩くと、まず目に入るのがこの看板です。

琉球村入り口館の駐車場側

その中に入っていくと、チケット売り場があります。自動販売機が便利ですが、こちらは現金のみ。クレジットカードでの決済の場合は、その隣の有人受付にてチケットを購入します。

琉球村のチケット売り場

チケットを持って、入り口へ向かうと、その途中は大きなアーケードで覆われており、ここに「ちゃんぷる〜劇場」「きじむなあ食堂」そしていろいろなお土産屋さんがならんでいます。

琉球村アーケードのエントランス
琉球村のチャンプル〜劇場

このあたりまでは、チケットなしでも自由に入れるので、ここで食事をしたりお土産を買って帰るぶんには入場料がかかりません。
そして、本当の入り口がこちら。

この奥が本当の入り口で、そこではチケットをチェックされます(再入場も可)。

中に入ってからは順路通りに歩きます。
最初は、昔の沖縄の旧家がそのまま設置されています。

琉球村・旧仲宗根家

「きじむなあ」という沖縄の妖精(?)、もののけ(?)の家がこちら。

琉球村・きじむなあの家(ツリーハウス)
きじむなぁとは?

琉球に伝わる妖精の一種で、いろいろな「超能力」があります。
たとえば「キム(喜夢)」の場合は

・風の言葉を聞くことができる
・宇宙からの交信を読み取れる
・雨を降らせたり風を吹かせたりできる
・笛を吹いてワープできる
という感じです。
きじむなぁ キムの説明

このきじむなぁと切っても切れないのがガジマルの木です。

琉球村・ガジマルの由来

沖縄の民話でつたわるキジムナー伝説に密接な関係があり、「その昔、子どもたちはガジマルの前でキジムナーを呼んで遊んだ」とあります。

サトウキビから砂糖を作る昔の施設

琉球村・牛がひくサトウキビ施設

砂糖は、サトウキビを重い石などでつぶして(圧搾)して汁をとり、それをさらに加工して作ります。
この力仕事の部分が牛に手伝ってもらった施設が写真の施設。
で、なんと、本物の水牛くんにも対面。

琉球村の水牛

また、水車を動力にしてサトウキビを圧搾する施設もありました。

琉球村の水車

この水車の裏に回ると、機械式の圧搾マシンにつながっていました。

琉球村・水車式圧搾機

村内のジュースハウスには現役の手動式圧搾機が設置してあり、その時、その場で圧搾したサトウキビジュースが飲めました。

琉球村・サトウキビジュース

サトウキビジュースは、圧搾した後、短時間で劣化してしまうため、圧搾したその場でしか飲めません。瓶詰めにしてスーパーなどでは売っていないので、その場で飲めるのは貴重です。さっそくのんでみましたがかなり甘く、ちょっと青臭い感じもしました。

やむちんやシーサーを作る登り窯

沖縄といえばシーサー、そして独特の美しさとフォルムが人気の焼き物「やむちん」です。琉球村には、そのおおもととなる登り窯も設置してあり、しかも現役で使われているようです。

琉球村・登り窯

 

琉球村の体験アクティビティ

琉球村では、観光客は体験アクティビティを通じて、沖縄独自の文化の何たるかを体感することができます。パーク全体では30以上の体験アクティビティが用意されていて、講師は全員その道のプロです。
琉球村の体験アクティビティの多くは、無料エリアで実施されています。シーサーの色付け、琉装体験、織物体験など、コースによって20〜30分から1時間ほどのレクチャーです。
琉球村の有料エリアでも、体験アクティビティを楽しむことができます。古民家で三線をつまびいているだけで、本当に沖縄の人になったような体験ができるでしょう。カチャーシーは、見よう見まねで勝手に踊っているだけなので、受講料はかかりません。

琉球村入り口にある無料の体験コース


琉球村のエイサー

琉球村では毎日、エイサー実演を見物できます。エイサーとは旧盆にご先祖が無事に帰れるよう祈念して踊る踊りで、沖縄の伝統芸能として超有名です。
琉球村では1日あたり5回、エイサー実演が披露されます。イベントスケジュールは、ホームページやパーク内の掲示板などでチェックできます。
琉球村のエイサー実演はパークの有料エリアで、中央広場、道ジュネー、キジムナー劇場と場所を変えて実施されます。中央広場と道ジュネーは屋外ですが、雨天時はキジムナー劇場で実演が行われます。実演タイム後はダンサーと記念撮影ができ、とくに女性は若い男の子たちといっしょに、テンション最高潮となってしまいそうです。

他にもアトラクションはたくさんあり、入り口にはその日のスケジュールや場所が掲示されています。

琉球村のアトラクションスケジュール

琉球村の食事

琉球村は、無料エリアで食事ができます。無料エリアは「道の駅ちゃんぷるー」としての顔もあり、ドライブや周辺観光の途中で、食事のためだけに立ち寄る人も多いのです。
琉球村の食事処で、「レストラン琉華」は団体客用の施設で、一般団体用・修学旅行生用でメニューが分かれています。またランチ用に弁当も販売されていて、本場の沖縄の味をお持ち帰りできます。
琉球村の無料エリアでは、「きじむなぁ食堂」はだれでも利用できる食事処で、沖縄の定番料理を堪能できます。メニューはタコライス丼はじめ、丼ものが充実していますが、「石垣牛とやんばる豚のハンバーグ」は質・量ともに満足度大で、沖縄のご当地グルメとなっています。

琉球村のお土産

琉球村の無料エリアでは、お土産を購入することができます。「べにいもたると」5コ入りなど会社の土産にも最適で、「ピーナッツ黒糖」は自分用のお土産としても人気です。
琉球村のお土産で「もずくスープ」はヘルシーさが受け、酒好きには古酒(クース、泡盛のビンテージ物)の「古都首里10年古酒25度」は、沖縄ならではのおすすめ品です。「ぬちまーすクッキングボトル」は14種のミネラル成分が確認され、ギネスに認定された一級品です。
琉球村のお土産で、ワンピース関連の限定グッズはココを含め沖縄でも数ヵ所でしか購入できません。手ぬぐいやパズルはネット販売もないので、レア度満点のコレクターズアイテムとなのです。

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